内容説明
永禄十一年、カイとテンは美濃国・来泉寺の居候として戦禍を逃れていた。そこへ一人の男が訪ねてきた。名を木下藤吉郎という。彼の主君は先の戦で岐阜城の新たな城主となった織田信長。藤吉郎の用件とは、信長の異母妹である「市姫」が通る際に寺を休憩処として利用できないかという打診だった。翌日、来泉寺を訪れた市姫に、カイとテンは自分たちを「供人」として加えるよう申し出た。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
咲穗
10
テンによって生み出された勾玉によりついに生駒御前が蘇る。 天海、ルイス、信長…それぞれの思惑が絡み合う中、望みを叶えるのは誰? 翻弄されてるように見えて実は結構介入してる生駒御前の思惑が最後に影響する気がする…2021/10/29
ゆきこ
8
「姫神さま」18巻目再読。今回は信長と市姫メインです。登場人物みんなの心境が伝わってきて読みごたえがあります。生駒御前が素敵です。信長はどうなってしまうのか。続きが楽しみです。2016/02/25
紅羽
7
中々結婚出来ないテンとカイ…。そろそろ神と人の結婚に必用な呪具が揃うのでしょうか。そんな中、段々と存在感を増してきたルイス。於市とのやり取りが意味深です。そしてルイスの言う復讐とは…。続きが気になります。2014/07/06
凪子
6
ルイスは小悪魔系宣教師だなぁ。お市の方との関係はいかに。2017/08/15
ひろ@ネコとお茶愛
2
於市さまとルイスの巻!於市さまをよしよしするアラヤとマナが尊い巻!全然関係ないが今年の本屋大賞を一冊読んだら金華山が出てきて…なんだかすごく、びっくりした。2025/02/14