集英社コバルト文庫 姫神さまに願いを～月の碧き燿夜 前編～

著者名：藤原眞莉【著】/鳴海ゆき【イラストレーター】

集英社（2020/01発売）

• ISBN：9784086148641

内容説明

テンの指がカイの首筋をギリギリと絞めつける。原因は夢告――カイが美少年と浮気する夢をテンが見たらしい。南伊勢でそんな「平和な」日々を送る二人に、ここしばらく行動をともにする官僧・雲恵がある噂を耳打ちした。伊勢神宮にほど近い山中に、小天狗を随えた何者かが出没し、病に苦しむ女たちを救っているというのだ。好奇（ミーハー）心が抑えられるはずもなく、二人は真相を確かめに赴くのだが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[咲穗]

伊勢に天狗が出る、そんな噂に好奇心を刺激され出かけていったカイ。 テンが発熱、という異常事態に現れたのは不思議な力をもつカグヤで… ハルさんの転生者、登場！ハルさんは好きなんだけどな〜カグヤはなぁ… そしてここでマナとアラヤの思わぬ正体も。 この辺りのエピソードはほんとに切ない…

2021/08/14

[凍矢]

今回は、異国の子供、通称、カグヤが出てきて、カイとテンの行く末を邪魔しにかかりました。しかも、前編では、波乱万丈な話でした。後編も期待大です。

2017/12/17

[ゆきこ]

「姫神さま」シリーズ９巻目を再読。伊勢国にて謎の美少女（美少年？）カグヤと出会うテンとカイ。始終シリアスな雰囲気。後編に期待。

2015/09/14

[梅みかん]

過去が複雑に絡んでくる。テンがこんなに弱ってるのは初めてかも。晴明が転生するはずないとはどういうこと？

2017/09/25

[Natsumi]

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