内容説明
時は平安――ごく普通ではない男女がごく普通ではない出会いをして、ごく普通ではない結婚をした。男の名は安倍保名。そして女は辰狐の化身である葛葉姫。息子に正体を知られたために保名の元を去って東国へと旅立った葛葉は、気まぐれから平将門の命を救う。菅原道真の生まれ変わりではないかと噂される将門に葛葉は興味を持つが…!? 天下無敵の姫神さま・テンが愛したもうひとりの男!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきこ
8
「姫神さま」の4巻目を再読。テンの過去、東国を舞台にした平将門編です。戦国本編とは打って変わって、シリアスな雰囲気。登場人物ひとりひとりが丁寧に書かれていて、大人でも感動できる良作です。2015/05/29
咲穗
7
平安の乱世、東国にいた1人の男が不思議な力をもつ1人の巫女と出会い… 葛葉自体の話。 個人的にはやっぱりハルさんと保名に思い入れがある… そして保名の懐の深さがすごい…2021/08/11
梅みかん
7
切ない、葛葉の2度目の恋。最後が特に切ない。 保名にしても、将門にしてもいい男だな。晴明も本編とは少しちがって、少年らしさがあってそこがよかった。2017/07/24
ひろ@ネコとお茶愛
4
この話がとにかく好きで…プラトニックな大人同士の恋が切ない切ない切ない!保名の愛のまなざしがやさしいやさしいやさしい!ひょっこりハルさんのお師匠様が登場するのでこのあたりからSHINEシリーズも追ったなぁ…今回はとりあえず本編のみを読む!ところで本書の終わりがドツキ漫才本編の出会い直前に繋がるのが綺麗すぎて唖然とする。ほけー2025/01/15
Natsumi
4
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