内容説明
「オニコウベデアッタ」秋田県雄勝町での小町まつりの最中に老人がこう呟いて絶命した。事件を目撃した光彦は町役場観光課の職員と調査を開始するが、警察からの圧力がかかる。遺体からは毒物が検出されたのに、何故か自殺と断定。さらに第2の殺人も発生! 深まる謎の向こうに超大企業と大物政治家の影を見た光彦に巨大な闇が迫る。傑作推理小説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まり
9
図書館本。壮大な話だった。ただの殺人事件ではなかった。歴史あり政治家が絡み…それは国が揺れるなぁ〜と思った。それにしても光彦の兄は…怖い。どこまで先を読んでやっているのか…さらに弟のことはお見通しすぎる。2024/02/24
NORI
4
初読み作家。同僚から貸してもらい、読んでみました。 秋田県の雄勝町を舞台に小町祭りで一人の男が衆人環視の中で倒れ死んでしまう。。そこに男に心臓マッサージをする男が現る!それが浅見光彦!! テレビで浅見光彦シリーズは見た事はあるけど、小説だと鬼気迫る感じがすごく伝わってくる! 鬼首(おにこうべ)…がキーワードになっていて、そこで何があったんだろうとワクワクしながら読み耽ってしまいました。2017/11/03
mim
1
「日本のいちばん長い日」を見ようと思う。2017/01/09
ロバーツ
0
浅見光彦シリーズ第60作。ヒロインは松島珠理、舞台は雄勝、院内銀山、稲住温泉。モチーフに小町まつり。背景に鬼首弾丸道路計画、地下要塞計画。2017/05/07