三州吉良殺人事件 - 長編推理小説

個数:1
紙書籍版価格
¥638
  • 電子書籍
  • Reader

三州吉良殺人事件 - 長編推理小説

  • 著者名:内田康夫
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2011/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334730499
  • NDC分類:913.6

ファイル: /

内容説明

浅見光彦(あさみみつひこ)は、母・雪江(ゆきえ)にお供を命じられ、三州(愛知県東部)へ旅に出るはめとなった。目的は「殉国七士の墓」に参拝すること。そこで出会った老人が、翌朝、死体で発見された。警察から疑いをかけられた光彦は、犯人を捕まえて、身の潔白を証明すると宣言。伊良湖(いらご)岬、三河湾の美しい風景のなかで、“名探偵”光彦が、複雑な真相を鮮やかに解き明かしていく――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Taka

37
浅見光彦旅情シリーズ。平成6年の作品。吉良海岸の開発を巡る利権絡みの事件に浅見光彦が立ち向かう。先が気になり一気読み。作品の当時は戦後約50年、まだまだ世の中には戦争経験者が現役で働いてる人もいる時代だった事を思うと、それから随分と長い時間が経っているのだと改めて認識させられた。2019/10/26

ヨーコ・オクダ

16
光彦のソアラの助手席には、なんと母上・雪江が!?珍しいパターンちゃうかな。いつものとおり、マドンナ(今回は被害者の孫・里美。雪江も気に入ったようで、結構推してたw)も登場するんやけど、基本、事件に巻き込まれたり謎解きするのは浅見母子。思想に関わる発言とかがあって、ちょっとデリケートな問題も絡ませつつ、三河湾周辺の土地の歴史やリゾート開発問題等をうまく伝えながらの旅情ミステリー。個人的には、真犯人でない容疑者の出生の事情やその父親の死の真相に関して、もうちょっとドローッとしたネタが欲しかったなぁ(^^;;2018/04/11

ルナ

5
地元愛知の三河を舞台に浅見光彦が活躍する作品。 取り調べ中に浅見陽一郎刑事局長の弟とバレてのくだりが無かったのが残念だけど、サクサク読めた。 トリックはなんだかなぁって感じだった。2014/04/30

タカシ

4
母雪江と三州の旅に出た浅見光彦は、殉国七士の墓で出会った老人の殺人事件に巻き込まれる。雪江さんが意外に活躍しました。いつもの警察で素性がばれるシーンがなくて残念でした。2015/03/04

Kiyoshi Utsugi

3
内田康夫の「三州吉良殺人事件」を読了しました。 母の雪江のお供として愛知県の三ヶ根山にある殉国七士の墓(東條英機、板垣征四郎等)に行くことになった浅見光彦が、そこで出会った老人の鹿島通泰(みちやす)が出会った翌日に何者かによって殺されるところから物語が始まります。 いつものように浅見光彦が事件の謎に迫ります。 伊良湖岬は一度も行ったことがないのですが、この本を読んでいたら一度行ってみたくなりました。2019/03/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/219074
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数32件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす