ＢＥＣＫ（１８）

著者名：ハロルド作石【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063348507

内容説明

東名阪ツアーの成功、そしてグレイトフル・サウンド7への出演も決定。――最高の夏にしよう―― 吉報続きの追い風に息巻くBECK。しかし日本の音楽シーンを牛耳りつつある蘭（らん）が、BECKのGS出演を取り消すよう佐藤（さとう）に命令を下す。コユキたちがやっとの思いで掴んだチャンスは、最悪の形で潰えてしまった。受け入れがたい状況に絶望するメンバーたち。そして、彼らのもとにさらなる悲報がやってくる……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[HIRO1970]

⭐️⭐️⭐️図書館本。

2016/07/02

[山田太郎]

このいじめられてる感じが最後にきいてくるというか。バンド名のセンスがいいよな。重要なバンドとそうでもないバンドのやっつけ感が。

2016/06/29

[ぐうぐう]

衝撃の事件。運命は、どこまでこのバンドに非情なのかと思う。その試練が、彼らのこの先の栄光への架け橋となっていくのだろうことは理解できるのだけれど、それでも、この事件は辛すぎる。エディの遺したフレーズが、コユキに、そしてBECKに、いかなる幸福を、もしくは新たなる試練を、もたらすのか。

2010/08/23

[ゆーちゃん]

エディのまさかの死。これからだというのになんでBECKはまた苦しまなくてはいけないの?でも彼らはどんどん強くなっている!

2011/02/13

[呉藍]

エディの死。一つの時代が終わったに等しい事件。竜介が痛々しくてたまらない。そんな中で言う”おれたちの時代”。ルーム１３、ＢＥＣＫ、死亡遊戯が作る時代はほんとに来るのか。レオン・サイクスは切り札を手に入れ、コユキの頭の中にはエディの遺曲が残る。これも運命ってやつだったら、あまりにもな話。

2010/07/05