ＢＥＣＫ（１９）

著者名：ハロルド作石【著】

講談社（2015/03発売）

• ISBN：9784063348781

内容説明

エディを失い、竜介（りゅうすけ）もアメリカへ行ったままのBECKは、残された4人でこの非常事態を乗り切るしかない。絶望のどん底を潜水状態のまま夏が過ぎてゆき、コユキと真帆（まほ）が共に過ごせるのも残りわずか……。離れ離れになることに対して弱気になっていた真帆を見て、コユキは彼女を快く送り出すことを決意する。刻々と迫る別れの時を前に、二人が交わした約束とは!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[HIRO1970]

⭐️⭐️⭐️図書館本。

2016/07/02

[山田太郎]

ジム・ウォルシュが何気に好きです。誰がモデルだったっけ。

2016/06/30

[Hammer.w]

真帆ちゃんスタイルが良い。海に行きたくもなる。舵をとるのはベーシスト。この１年は良くなかったかもしれないけれど壮大な計画の為に沈むわけにはいかない。

2019/12/15

[ぐうぐう]

ロンドンに飛び立った真帆、オーディションを兼ねたライブでの散々たる出来と、コユキにとって、そしてBECKにとって、これでもかと不運が続く。解散すらちらつく状況だけれど、メンバーは信じている。「もう神様が決定を下して　おれたちは取り返しのつかないところをさまよっているだけだとしても…おれはBECKの音楽に絶対的確信がある」。平くんのこの言葉は、すべてのメンバーの言葉でもある。「深いところから衝き動かされるみたいな……インスピレーションに従っていこうよ」。エディが、そして例のあの夢が、彼らを導いていく。

2010/08/24

[フキノトウ]

再読。真帆はイギリスへ。BECKは本来の力を出せず低迷。自暴自棄になるメンバーが居なくてよかった。NYで呑んだくれている竜介もようやくエディのお墓で向き合えたのかな。コユキが見た夢はどういう意味なんだろう。

2024/07/10