将国のアルタイル(14)

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将国のアルタイル(14)

  • 著者名:カトウコトノ【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2014/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063764550

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内容説明

我ニ叛撃ノ用意アリ。一気呵成の戦場に、人馬が躍る! 少年将軍、容赦なき地獄の軍略! 軍監ココシュカの巧みな作戦により先手を打って来たピノー率いる帝国軍に、マフムートが必勝の用兵でたたみ掛ける!! かつてない戦術と奇策が戦況を一変させ、追う者は、やがて追われる者となる。瞠目すべき逆転劇の帰趨(きすう)が決し、勝者が敗者へと立場を変えるそのとき、ピノー、ココシュカ、そしてマフムートの胸に去来するものは――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぶり

23
ふわ~すごい…。衝撃的な1冊。まさかのあの人、あの人あの人が…。魅力的な人達が退場していくのは、敵味方関係なく悲しくなってしまいますね。まぁ、敵でマフくんの邪魔をしまくるならイライラしちゃうんですけど…(笑)戦いの最中に「我々もロクな死に方はできんだろう」「覚悟の上です」という言葉のやりとりが、マフムートのラストを予知しているようで不安になりました。戦いは一区切りつきましたが、これからまた新たな問題が起こるんだろうな~。とりあえずマフくんお疲れ様!帝国軍かなり戦力が減ってしまったけどどうなるんだろう。2014/04/27

シマ

13
今までで一番心揺さぶられた熱い巻でした。前半の戦闘シーンは大迫力で、これはぜひともアニメで見たい!トルキエ騎兵の機動力を使って確実に勝ちにいく戦法は圧巻ですね。そしてキャラクター一人ひとりの生き様が素晴らしかった!しかし理想的な街であるはずのチェロの結末があまりにも悲惨で…。結局チェロで戦ってたのはカルバハラただ一人だけだったんですね…。2015/06/04

ぎめ

10
どんなに魅力的なキャラだろうと惜しみなく容赦無く華麗に無慈悲に散らせていくコトノ先生の贅沢で豪勢なフルコースが美味しくて涙が止まらない。キャラクターでなく本当に戦争戦略の漫画だなって……そこが面白くもありもどかしくもあるけど三ツ星シェフがこれからどんな料理を出してくれるのか、一ファンとして楽しみにしつつ応援していきます(合掌)2014/08/14

れぐるす

9
圧巻だった。ヴェネディックが一番とかほざいててすみませんでした。マフくんのカリスマっぷりに痺れた。「私は無駄な血は望まない。しかしこれは無駄な血だ」きっちり処断できるのは素晴らしい。2014/05/03

カキ@persicape

8
私は中3から漫画を大学から歴史小説を読んできたんだけど、この作品を手に取って読むべく道を辿ったんじゃと思うほど楽しい。今ちょうど司馬遼太郎の関ヶ原と並行して読んでるので、連想してしまう。帝国軍との衝突の前に味方に引き入れるべき個性的な国々を手を変えながら説いてしっかりまとめ上げたマフムート。三成はこれが出来たら良かったんじゃとか思う。マフムートとピノー大将の見開きのページ良かったなぁ。その後のコマの展開も間が美しく構図が素晴らしい。チェロの結末も息がつまって考えさせられる。おっもしろい。なんじゃこりゃ。2017/09/07

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