角川文庫<br> ひとりの道をひた走る つれづれノート(45)

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角川文庫
ひとりの道をひた走る つれづれノート(45)

  • 著者名:銀色夏生【著者】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • KADOKAWA(2024/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041141113

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内容説明

時は過ぎて、こんなことをひとりで思いわずらうのバカみたい。これからはじっくり落ち着いて自分の場所を見つめ、自分の快適さを追求したい。オタク的にまっすぐに。それをやったらいけないんじゃないかと、いつも自分を止めるものがあったが、それさえも振りほどいて自分の心からの要求、それに従って、これからは生きていきたい。そうしたらどうなるか、どういう感情を覚えるか、それを見てみたい。ひとりの道を走りながら。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきらぱ

22
こんな風に暮らせたら、と思うような暮らし。特に毎日のように温泉に行けるのが羨ましいです でも、なぜか銀色さんネットの保守派(?)の意見になびいてるような?極論を言う人の動画を見ているみたい。なぜだろう、詩人なのに?2024/11/22

たっきー

15
シリーズ45冊目の日記。自家菜園のことが中心。スピから離れて落ち着いて読める。お酒はもういいかなと言いながら飲酒していたり、これと思って買い物に失敗したりは相変わらず(それでこその銀色さん)。好きだったのは、皆が嫌がる枯葉集めも堆肥にするためだと思えば、枯葉がミニミニお金・価値のあるものを集めている気持ちになる、という考え方。何気ない会話は「穏やかなやさしさのキャッチボールみたいなもの」、「私の敵は私の想像力」という言葉も印象に残った。2024/06/27

アルパカ

8
せっせ、しげちゃんが元気そうでよかった。私も実家と父の部屋から引き取った写真の整理をしていてちょっと辛くなったので以下の記述を読んでとても共感した。「今ここにないものを思い出させられて。過去の写真は輝いて見える。実際はいろいろあったとしても。昔の写真なんて見たくないなあ」というところ。あと「考える日と実際に行動する日を分けて時差をつけること」という考えも、本当にそうだと思う。畑作りと園芸のところは興味が持てないので流す。2024/08/06

さくらんぼ(桜さんと呼んでね)

8
畑と庭に精を出す日々。物は買わない、お酒は飲まないといいつつ買ったり飲んだり。それが銀色さん。『やはり近くにいない人とはだんだん疎遠になると思った。中略、身近な環境こそがリアルな現実。日常が積み重なって生活は形作られる。』まさにそう!連絡しないと疎遠になる。今年に入ってからは毎日通っていた温泉にも行かず1人時間を楽しんでる。これもいつまで続くのか?私も仕事を辞めたら1人時間を充実させたい。これからもつれづれは読むのだろうな。2024/06/14

きのこ

7
つれづれノートの続刊。庭の手入れと野菜の栽培、将棋観戦、温泉の生活に変わりはない。サクやカーカも時々帰ってくる。これから先、年もとっていくし、そうすると体の不具合もあれこれ出てくるだろう(健康な人だって歳を取ればそうなる)。その時、銀色さんはどんな選択をするのかなとちょっと思った。ひとりが楽なのは他者に合わせなくて良いから。自分と違う所に多少なりとも自分を合わせるのって歳をとるほどキツくなるから、この先も一人の道をひた走ることになるのかなとちょっと思った。2024/06/06

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