内容説明
最近は物事の進み方が速く、書くことが多いので、短いインターバルでしたが、ここで一冊だすことにしました。今回は、人生の転換期ということで、多くが、そういう内容になっています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa
60
これはあまり興味がない人気者のSNSのコメント欄をうっかり覗いてしまったときの居心地の悪さに似ている。だけど、噂に名高い悪評の本書に僕が求めていたのは『カルトに堕ちたカリスマ詩人』のような凶悪なくらいに悪趣味でおぞましいドキュメンタリーで、そういう意味では全くの期待外れだった。そこにあるのはただただピュアな現代病。巷に溢れるSNS症の濃縮還元。自画自賛・承認欲求・オレがアタシが・渇き・絶望ごっこ・過剰賛美・インスタントな好意・全能感。嬉しそうに隠さない著者も、それに失意したファンもきっと恐ろしく無垢が故。2018/02/28
まど
22
チャネリングにすごいお金をつかっている。徹底しているな。「おまたせ」「救ってあげる」みたいな教祖的な言葉に違和感を感じるが、自分の気持ちがはっきりしていて、ぶれない銀色さんがやっぱり好きです。もう少しお気楽なつれづれが読みたいな。「私にとって、人生は、リアルな脚本みたいなものなんだよ。出来事は事実だけれど、それに対する気持ちは、どうにでも書けるんだよ」2011/01/23
ビスケ
10
自分と外側のズレを埋めようとすればするほど、自分を全面的に受け入れてくれる人の誉め言葉転載が増えていく。世に出る一冊の本としては、それってなんだか……かっこわるい事じゃないのか。痛々しくて、読み終わった後、重く辛い空気に呑み込まれた。著者の変化を見届けたいという思いと、出歯亀的好奇心でこの先も読みたい気分はあるけれど、葛藤。本が売れない昨今、ある程度の部数が出る限りは「つれづれ」はこのまま続いていくんだろうけど。2010/09/29
さくらんぼ(桜さんと呼んでね)
9
大好きなつれづれだけど、またちょっとついていけないものを感じた。 スピリチュアルな方向に行きたいのはわかるが、つれづれに長々とスピリチュアル体験の内容を載せたり、銀色さんを褒め讃えるメールの内容を載せるってどうよ。 自分に賛同する信者ばかり集めて好き勝手やってるように感じてしまった。 自分の詩を読んで泣いたとか…押し売りされてる気がしました。 前はつれづれを買って何度も読み返したけど…今は図書館で借りれば充分です。 2012/02/14
まめみ
9
乗船チケットを握りしめたまま、桟橋を渡る勇気がなく躊躇している状態の私。様子を見ることにしよう。2010/11/07