角川文庫<br> 退屈ピカリ つれづれノート(43)

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角川文庫
退屈ピカリ つれづれノート(43)

  • 著者名:銀色夏生【著者】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • KADOKAWA(2023/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041130131

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内容説明

日々の生活にも慣れてきていつもの退屈が襲ってきた。思えば私はいつも退屈だった。たぶんこれが私のデフォルトなのだ。とはいえ出来事はいつも起こる。故郷の魅力を詰めこんだ手ぬぐいを心を込めて製作したあとに、思いがけない結果が待っていた。アップダウンを繰り返し、今日もなんとか過ぎていく。今日は今日の陽が沈み、明日は明日の陽が昇る。あさってはあさっての太陽が遠くの山の向こうあたりに待機し
ているはず。ゆっくり考えよう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきらぱ

29
退屈、とは言いながらあれこれ過ごす日々が楽しそうな銀色さんだ。今回投資?で大きなお金を失ったことが少し仄めかされていて小心者の私まで心配になったが多分今頃銀色さん自身は忘れてるんだろうな。2023/05/31

団塊シニア

18
「退屈」に言及した内容、退屈と思うのは今日の退屈が明日も続くと思うからで、明日もっと悪いことが起こるかもしれないと思えば今日の退屈をありがたく感じるものという作者の言葉には納得。2023/04/27

hitomi.s

17
習慣本。通勤電車の混み合うを作る人数分、私の本当に狭い生活圏ですれ違う人数分、毎日ってあるんだな。すごいことだ。奥深い。興味はあっても、持ちきれないし、そして何より訊けないようなヒトサマの日常を今回も覗き見させて頂きました。考え方や「これが好き」は、変わっていくもの。それは自然なものだ。それまでの自分を否定することではなくて、これまでを通ったからここがあるんだな。なんとかなるでしょ。2023/05/18

かめぴ

11
3回吹く。車の点検待ちで読了するも、ちょっと恥ずかしかった。どこが退屈なんだろう…いや退屈だから、こんなにも⁈ 物産展で手ぬぐいは売れにくいだろうな。カーカ30歳!やっぱり光陰矢の如しだよ。私は一人好きなので、温泉に行っても知らない人とは話したくない派です。話しかけられたら気軽には話すけど。2023/08/20

りえこ

9
ずっと読んでいる日記。退屈かー、楽しそうな日々で、退屈そうではないけどなと思いました。2023/08/16

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