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内容説明
多美子入内から日が経ち、内裏でも帝の世継ぎをのぞむ声が囁かれていた。ある日、藤原高子の屋敷に白い蛇が現れたことから、高子入内の話が進展し――!? 権謀術数入り乱れる、第17巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルピニア
45
91~96話。藤原良房が療養中と知るや権力を奪おうとする輩が動き出す。娘を入内させようとする者、太皇太后を引っ張り出す者。その流れに引きずり込まれる者。そして権謀術数の道具になることに抗おうとする者。道真は関わるのを上手く避けたが、事態はさらにきな臭い方向へ。高子の覚悟が印象的。やはり一番の妖怪は良房だと思う。93話では、業平邸に置かれる供物の謎、94,95話では、高子の邸で立て続けに起こる吉兆の謎が解明される。番外編二編には笑えた。長谷雄の特技に拍手。2023/04/07
星落秋風五丈原
41
良房が病を機に邸で政を行うと宣言した14巻の後、その間に太皇太后・藤原順子、その信任を得ている右大臣・藤原良相、太皇太后宮大夫を兼ねる大納言・伴善男の三者連合が政権中枢を牛耳っていた。本巻では遂に藤原順子が登場、海千山千の伴善男の息子にしては柔いところのある息子・中庸に目を止める。一方で善男の従者として、応天門の変に重要な役割を演じる生江恒山も登場し、タイトルとなり、第1話にも印象的に登場した応天門を巡る事件の到来をいよいよ感じる。2023/03/10
kagetrasama-aoi(葵・橘)
38
「応天の門」第十七巻。表紙絵が高子。とうとう清和帝に入内か?何だかちょっと狂気すら感じる高子…。そして、ひとつだけの後悔って何だろう?やっぱり業平さま絡みなのかなぁ?一方、清和帝と多美子はおままごとの様な夫婦でほっこり!続きが楽しみ楽しみ。2023/06/27
Nyah
36
藤原高子入内の噂が流れる中、高子の屋敷では白蛇、白亀が出現。吉兆と言われる中、仕え人の手荒れが目立ち‥。政権抗争が激しい。2024/01/28
だまし売りNo
34
菅原道真は鰻を精のつく食べ物として勧める。鰻の歴史は古い。 2023/12/09