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内容説明
宮中の権力を握らんとする藤原基経が帝に進言した「魂鎮めの祭」の開催、その警備を任された業平は……!? 一方、道真も伴善男に降りかかったある出来事の解決を頼まれることに……!? ついに、門の内の鬼たちが動き始める!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
85
第一巻からじわじわと伴家と藤原家の対立を描いてきた本作だが、緊張関係が頂点に達するのはタイトルに挙げられた応天門の変であり、恐らくラストにこの事件を持ってくるのではないかと思われる。さて、今巻はプレ・応天門の変とも言うべき事件が起こる。表紙の人物が某人物を殺そうと計画を練る一方で、伴家の某人物も、藤原一族を狙って行動を起こす。華やかな宴と宮中に渦巻くそれぞれの悪意がいいコントラストを為している。表紙でピンを張っているこの人、養父・良房に比べるとどうも詰めが甘く小物感が漂う。2016/03/09
またおやぢ
82
藤原基経の発案で開催された「魂鎮めの祭」。藤原氏の力の誇示か、はたまた別の思惑が有るのか。反藤原の筆頭である大納言 伴善男の身を襲った災厄を払うべく、伴家に赴く道真…藁の中の針一本を探すような、地道で且つ政治的思惑が交錯する出来事に立ち向かう若き道真の才気溢れるシリーズ第5巻。しかし、絵が綺麗なのは読んでて楽しいですわな。はい。2016/06/09
こむしゃん@睡眠第一
68
宮中の鬼・藤原家がとうとう動きだした。藤原基経が帝に進言した「魂鎮めの祭」が開催された真意は? 道真は祭り嫌いで祭りには参加しなかったものの藤原氏騒動には巻き込まれてしまい・・・そして、また長谷雄が美人に惑わされ、波乱を持ち込んだようで・・・今回はそれぞれに動いていた業平&道真コンビですが、次回はコンビの活躍がありそうです。2016/06/13
佳音
62
読みましたわ・・・。面白かった~!あい変わらずのクオリティね。傀儡どころか、清和帝が少年らしく一番まともで利発にみえるけど。基経ったらやりたいほうだい。良房じさまも辟易よ。次回は唐の宦官(推定)さまもからみ、道真、業平が、どう活躍するか楽しみ。4巻から登場した藤原常行の動向も見逃せぬ。高子さまも?2016/03/11
☆よいこ
55
応天の門⑤謀略の宴▽[都にて、魂鎮めの祭りの開かれる事]藤原基経の起案で、内裏内に庶民を入れて、神泉苑で祭りを行う。藁山の中から針を探す。毒を盛られた伴義男を救うために道真が全力を尽くす[長谷雄、唐美人に惑わされる事]首筋に残された二点の傷、漢語を話す密航者の正体は▽監修者の本郷和人さんのボヤキ?が笑える。リア充清少納言に突っ込み激しめですね。平安時代の平均寿命が短いのは食事事情が厳しかったからとの理由。しかし1日2食だったためおやつのバリエは豊富だった。オマケ漫画は平安スイーツについて。2024/07/28
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