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内容説明
藤原良房が表舞台から遠ざかり、姿を現した太皇太后・藤原順子。「藤原を煮詰めたような女」と言われた彼女の思惑は……!? そして政治から距離を取ろうとする道真の元に、順子主催の宴の招待がかかり――思惑入り乱れる、第18巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
51
前巻から伴中庸に接近していた太皇太后・藤原順子。彼女の宴に偶然呼ばれた道真。そこにはある謀略が。伴中庸を象徴する言葉は優しさと優柔不断。いずれも“優”の字が入っている。その感情故に揺れ、その揺れを藤原順子に利用される。一方、島田忠臣を供に宴に参加した藤原基経は優しさとは無縁だ。実の妹高子に対しても、養父良房に対しても、表面だけのつきあいで、徹頭徹尾目的のために行動し、情は見せない。唯一島田忠臣にだけは情らしきものを見せ道真は単純に吉祥丸の弟として関心を持っているようだ。順子に罠にはめられても冷静そのもの。2023/11/14
venturingbeyond
40
祝・累計200万部。すっかり歴史的大作になり、今巻も益々面白い。前巻から狂気が滲み出ていた太皇太后・順子がついに爆発。ただ、歴戦の基経の方が一枚上手でした。しかしまあ、道真でなくとも近づきたくない殿上人の世界ですなぁ。2023/11/20
Nyah
34
宴とは藤原氏の骨肉の争い。息子を殺された恨みで大虐殺を企てた‥。🥶。/高子に仕える山路の話が😏2024/04/09
maekoo
33
藤原順子の思惑と想いが露わになる巻。 宴での酔った学士への漢籍故事の切り替えしは流石道真! 綿密な準備をしつつ思い切った太皇太后順子の行為への権謀謀略の頂点にいる基経の切り替えしは流石! 小中学生でも知っている狂言でも有名な毒「附子」も現れ、忠臣から大人の世界否政治の世界の駆け引きと汚さを知り、弱者を助けようと画策する忠臣に大人の対応垣間見る! 番外編高子付女房山路の話は本編の二人の信頼関係を裏打ちする良い話でしかも太皇太后の若き日の美しき姿が! 今話題の宝塚の表題初日芝居観劇レポートは愛嬌!2024/01/03
mahiro
31
太皇太后宮の唐風の宴、業平に誘われてついていってしまった道真はまたまた重大事件に巻き込まれる…厄介事にかかわる殆どは業平のせいだな。基経の供で来た忠臣と2人で事態の収拾にあたる所で次巻に続く…又待つのか💦権謀術数近親間の権力闘争と相も変わらぬ平安朝、普通にイメージする平安時代の少し前の衣装や風俗など作者が良く考証しているのがわかって面白い。 2023/11/13
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