角川文庫<br> 金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

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紙書籍版価格 ¥792
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角川文庫
金田一耕助ファイル12 悪魔の手毬唄

  • 著者名:横溝正史【区分表記なし】
  • 価格 ¥770(本体¥700)
  • KADOKAWA(2012/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041304020

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内容説明

岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村。たまたまここを訪れた金田一耕助は、村に昔から伝わる手毬唄の歌詞どおりに、死体が異様な構図をとらされた殺人事件に遭遇した。現場に残された不思議な暗号はいったい何を表しているのか? 事件の真相を探るうちに、二十年前に迷宮入りになった事件が妖しく浮かび上がってくるが……。戦慄のメロディが予告する連続異常殺人に金田一耕助が挑戦する本格推理の白眉!

カバーイラスト/杉本一文

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

322
★★★★★ 金田一シリーズの岡山編はどれも安定して面白いのだが、その中でも最も好きな作品がこれ。 見立て殺人は既に『獄門島』で扱われていたが、本作は殆どの住民に忘れられたような古い手毬唄がうまくトリックに用いられている他、顔のない死体の使い方も工夫されていて骨太ミステリとなっている。 また、本作では不幸に負けず気丈だった里子や、三重の悲劇に襲われるイケメン歌名雄などをはじめ魅力的なキャラが多い上、過去の殺人と現代の殺人が絡み合って謎を深めている点もGOOD(≧∀≦)2020/12/28

へくとぱすかる

224
横溝作品のベスト1とも言われるだけあって、ストーリー・犯人・トリック全てを知っていて、なおかつ楽しく読んだ。先日、映画を見たので、自然に作品世界のイメージもできた。映画よりも構成が当然ながら緻密だし、思わず唸ってしまうほど丁寧にできている。金田一耕助と磯川警部、そして村人とのやりとりや、行動・風習の描写など、ミステリ要素以外の、小説としての魅力もすぐれている。奇跡的なトリックを成立させるために、いかに自然に作品世界を作り込むか、作者の努力がしのばれる。発表から60年を経ても魅力のあせない作品。2020/04/20

あきぽん

175
カドフェス2020より。横溝正史初読み。20世紀半ば、田舎の名家、童謡殺人、恐怖、そして本格推理。これは和製アガサクリスティーですね。読みやすく、面白かったので機会があれば他のものも読んでみたいです。2020/08/16

nobby

173
「一羽のすずめのいうことにゃ…」「二番目のすずめの…」「三番目の…」鬼首村に伝わる手毬唄通りに娘が殺されていく。読者にはプロローグで既に唄の全容が示された上で、枡に漏斗・マユ玉に大判小判・錠前と鍵など見立てられるのが分かりやすくワクワク出来る。かなり後半で何気なく唄の存在を知らされる金田一は不憫だけど(笑)それだけでなく、23年前の殺人や死者からの手紙などが醸し出す不気味な雰囲気はまさに横溝作品。なかなか結びつかない動機や背景だが、終盤納得の伏線回収で導き出された真相はまさに八方塞がりで悲愴感漂うばかり…2019/06/05

さるまる

128
久振りに再読。 いわゆる見立て殺人なのですが、この作品はヴァン・ダインの僧正殺人事件やクリスティのそして誰もいなくなったに影響をうけてかかれた作品だそうです。影響はいろんなところに見られますが、上手く昇華していると思います。複雑なプロットを巧みに処理し、横溝テイストを醸し出してます。やはり横溝作品は、何とも言えない雰囲気がありますw2020/10/25

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