小学館文庫<br> 逆説の日本史26 明治激闘編 日露戦争と日比谷焼打の謎

個数:1
紙書籍版価格
¥968
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

小学館文庫
逆説の日本史26 明治激闘編 日露戦争と日比谷焼打の謎

  • 著者名:井沢元彦【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 小学館(2024/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094073324

ファイル: /

内容説明

【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

乾坤一擲の大勝負に賭けた日本の「秘策」!

『週刊ポスト』誌上で四半世紀以上にわたって連載中の、作家・井沢元彦氏による歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』。
 文庫最新刊となる第26巻では、東洋の小国に過ぎなかった大日本帝国が、世界最強の陸軍とバルチック艦隊を擁する超大国ロシアに勝利し世界を驚かせた、日露戦争を軸に解説する。
 日本海海戦において、東郷平八郎率いる聯合艦隊が「丁字戦法」を用いて奇跡の勝利を挙げた、という「神話」は事実なのか? 二〇三高地攻略で多くの将兵を死なせた乃木希典は、果たして「愚将」だったのか?――これまで語られてきた日露戦争における「定説」を丹念に検証していくことで、隠されていた真実を暴き出す。
 また、井沢氏が「大日本帝国破滅への分岐点」であったと断言する「日比谷焼打事件」、エリート軍医と作家・考証学者といくつもの顔を持っていた森林太郎(鴎外)の功罪についても考察。知られざる日本近代史の闇に迫る。
 なお、巻末には「特別編」も収録。「言霊」という迷信に振り回され続ける頑迷固陋な歴史学界と、朝日新聞に代表される傲慢なマスコミを舌鋒鋭く糾弾する。

(底本 2024年2月発売作品)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

41
言霊についての特別編は含んではいるけど、ほぼまるごと1冊、日露戦争に関しての話。新しい気づきがあり、面白かった。2024/02/08

みこ

24
日露戦争編。日本が坂を上っていく様子と登り切ったその先の下り坂を暗示させるまさに井沢版坂の上の雲といった感じ。司馬遼太郎の歴史観や人物観が日本人に影響を与えてしまっているのは致し方ないとはいえ、一小説に対しそこまで乃木愚将論を槍玉に挙げなくても良いのではないかと思った。歴史小説で主人公の対抗馬が実像以上に貶められる描写なんて山ほどあるだろうに。井沢元彦も呉座勇一もこれ以上お互い相手にしなければいいのに。2024/03/14

ソラ

12
【読了】A 日露戦争については教科書的な薄っぺらいものと坂の上の雲からの知識しかなかったので新鮮。日比谷焼打事件は単に退陣に要因になったぐらいしか思ってなかったがそこまで攻勢に影を落とすことになるとは。2024/02/23

Mark X Japan

7
司馬遼太郎と乃木希典が中心かと思いましたが、一番の主役は森鴎外でした。彼の功罪は、医学・文学・考証学に詳しい方に委ねるしかないでしょう。☆:4.52024/04/26

yuki

6
日露戦争といえば、大衆への影響力という意味で司馬遼太郎は外せないが、本書は司馬遼太郎及びその批判勢力に対して正面から向き合っている印象があり好感が持てた。連載なので、同じようなマスコミ論が登場するのは仕方ないと割り切れば、とても読みやすく本シリーズの中でもトップクラスの面白さであった。2024/02/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21790495
  • ご注意事項
 

同じシリーズの商品一覧

該当件数26件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす