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内容説明
古代の帝国が滅び、新たな秩序がユーラシアに打ち立てられる時期です。東アジアでは隋と唐という帝国ができ、西アジアから地中海南岸ではイスラーム教を奉じるウマイヤ朝が広大な地域を支配します。ローマ帝国は東西に分裂し、ビザンツ帝国とフランク王国が成立します。これらユーラシア各地を結ぶ陸と海の交通路であるシルク=ロードを通って、多様な商品や文化が活発に行き交いました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ま
21
六世紀頃、ユーラシア大陸ではソグド人が商人としての活動を通じて国境を渡り様々な情報を伝えていた。まさにキープレイヤーだったことが分かる。イスラム教は平和な宗教なのに発足当初からなんだか血なまぐさい。唐は思った以上に国際色豊か。みな漢人だという連帯意識で国を束ねていたのだろうか。しばらくこのシリーズ読もう。2022/03/08
イリエ
16
あまり触れられていないイスラーム教の誕生を知ることができます。漫画にイスラームへの配慮も感じつつ、俯瞰的に歴史を見せてくれるので、世界がつながっていく印象を受けました。2024/11/23
はる坊
11
ローマ帝国の分裂、シルクロード、イスラム教の興り、隋唐の興亡。 オリエントを中心にして、東西の交流が盛んになってきたこの時代。 後の世界宗教となるイスラム教も生まれた。 交流が盛んになるに従い文化や宗教観がぶつかり対立を始めるが、この時代はまだそのあたりに寛容な時代だったんだなと感じた。2021/04/18
Worldさん
2
イスラムがシリアで生まれ、唐と隋国が興るも滅びた。ついでに西ローマも滅んでる。シルクロードを通して世界と繋がり、実際に各地の商人が集い交流が生まれているのだがまだ西暦3桁のこの時点で中国の置かれている状況と懐の深さは本当にすごい。秦の始皇帝からここまでの時代がすごすぎて以降の知識まったくないわ…。2023/03/04
はる
1
イスラム教、隋、唐かなり駆け足かなあ2022/06/18