内容説明
千鳥ヶ淵一番町にある高家の屋敷に、おこんらを伴って冬桜見物へと出かけた磐音。
美しい花を楽しでいたところに屋敷の主が城下がりしてくる。
すると、二人の武士が現れて、千宗易ゆかりの茶碗の返却を嘆願する。
一人が抜刀する騒ぎとなり、止めに入る磐音だが、後日、その武士が自裁したことを知る。
一方、尚武館には、見目麗しい孫娘に手を引かれた盲目の剣客がやってきて……。
その妖力の狙いとは!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
97
第29巻目は格式だけ高い大名が借りたものを返さないでだんまりを決め込もうとするトラブルを解決したり、道場に孫娘ときた盲目の老剣士のはなしです。老剣士はやはり刺客の一人で妖術を使ったりして映画を見ている感じになりました。楽しめます。2020/06/03
とし
80
決定版・居眠り磐音「冬桜ノ雀」29巻。磐音とおこんさん達と冬桜見物に出掛けたことから、千宗易の茶碗を高家に貸した返したの揉め事に巻き込まれ、後半は刺客孫娘と盲目の老剣士との死闘に結末は次巻のようです。2020/10/15
yamatoshiuruhashi
35
東映時代劇、そして忍術ブームの時のような「幻術」が出てきた。ここまで誇張はありながらも正統の剣劇小説と思って読み続けてきたので面食らってしまった。しかも本巻まででは、それが講談の児雷也のような幻術、妖術の扱いなのか、はたまたそれなりに理屈をつける話なのか、分からないままである。ちょっと消化不良ながら、読了。2020/05/16
うららん
14
盲目の剣術家、丸目高継とその孫娘。磐音の記憶する丸目高継は齢百ほどであるので本当は何者なのか謎が残る。夢にまで登場する所が不気味。2021/12/10
紅葉
12
今回は盲目の伝説の老剣士…もはや妖怪のような現れ方をするし、孫娘のような女の子は化け物のように強く、かなりの強敵。バタバタと刺客を倒してきた磐音もちょっと危ない。家基さまが危うく呪い殺されそうな事態にも…怖いですね。史実もあるし…家基さま心配。。そんな中で竹村さんの残念ぶりはかなりイタイ。お酒に飲まれるだけでなくオツムも大丈夫なのかしら?と心配になるレベル。結局奥さまに鈴を付けられるなんて笑ってしまいました。おこんは周りに出産が続き、赤ちゃんがプレッシャーになってきてる様子。負担にならないと良いけど。2020/10/11
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