内容説明
磐音不在の江戸を島抜け一味が狙う!
坂崎磐音とおこんの帰りを待つ江戸の面々。
南町奉行所の年番与力・笹塚孫一は、6年前に苦い思いを味わわされることになった男が、島抜けしたとの報せを受ける。
ある予感を胸に、笹塚は男と因縁を持つ女性が営む団子屋をたずねるのだが……。
一方、磐音の友である品川柳次郎は人生の大きな転機を迎える。
磐音不在の窮地を笹塚は乗り越えることができるのか?
柳次郎は、想いを貫くことができるのか?
そして、一体いつ、磐音は帰着するのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
100
この巻ではまだ主人公が江戸にもどってこないときに、南町奉行の与力が6年前に捕まえた盗賊が島抜けをしたとの情報をもとに待ち構えています。そこに主人公たちが戻ってきて事件は解決して、新年になりさらにおめでたいことが続きます。両替屋に子供が生まれ、主人公の道場養子のお披露目、友人の品川家の再興と嫁が来ることなどです。楽しめました。2020/01/13
とし
73
決定版 居眠り磐音「万両ノ雪」23巻。南町奉行所年番方与力笹塚孫一さんの、明和八年へタイムスリップした捕物劇から始まり、安永6年へ続き坂崎磐音が登場し事件は解決へ、そして坂崎磐音が佐々木磐音に変わり尚武館の跡目相続に今津屋吉右衛門にも跡取りが誕生し、目出度い年始めでした。2020/09/12
yamatoshiuruhashi
29
坂崎磐音、ついに佐々木道場の跡取りとして佐々木磐音となる。南町奉行所年番与力。笹塚孫一の捕物帳としても面白い。巻末の長いあとがき、闘牛士を追った日々のことが書かれているが、本書ではこれが一番興味深かった。2020/01/18
紅葉
11
もう舞台は江戸になるだろうと思っていたのだけれど…磐音たちではなく、あの大頭の笹塚さんがメインの話が続く。いつもスパイス的に良い味を出してくる笹塚さんだけれど…あんまり長いと飽きてくる…が、最終的に芝居の如く磐音&おこんの登場。確かにそのまま帰ってくるのもつまらないかもね。品川さんも貫禄が出て来たし今後出世しそう…な一方、同じ友人代表なダメダメ竹村さんが一瞬の登場なのはちょっと寂しい気もしました。とにもかくにも佐々木道場に舞台を移して、新たな生活スタート。今津屋は跡取り誕生。次はおこんとの婚礼かしら。2020/09/28
真作
5
面白くてどんどん読み進めてしまう。磐音本人を含めて、あちらもこちらもお目出度いことばかり。今後のストーリー的には悪い方へ行くしかなっている。安永8年。満了親方は根っからの悪人だったということか。2024/04/18
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