内容説明
奈緒、旅立ちのとき――
吉原にいる白鶴太夫こと奈緒が山形の紅花商人に身請けされることになった。それを阻止せんとする不穏な動きありとの噂に、坂崎磐音の胸はざわつく。
ある絵師は磐音に言った。「未来永劫、未練の糸を断ち切れないのが男と女です」と。覚悟を固めた磐音の手を、おこんは黙って握り返すのだった。
やがて、吉原の罪なき禿(かむろ)が殺される。過ぎし日の許婚を守るため、磐音は吉原へ急ぐ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
103
再読ですがやはりかなり忘れています。こんなに早く主人公の元いいなずけである吉原の大夫が落籍されるとは思っていませんでした。それを邪魔するものに対しての対応などが描かれていてあっという間に読んでしまいました。両替商の再婚の話も進んでいます。2019/10/12
とし
71
決定版 ・居眠り磐音「螢火ノ宿」16巻。遂に磐音の手の届かない二度と会うことの出来ない所に奈緒は行ってしまいましたね。2020/08/26
HMax
32
とうとう白鶴太夫が身請けされることになり、吉原で一大事件に発展する、第十六巻。磐音も未練など無いと思っていたのにまだまだ未練たらたら、周りもやいのやいのと煩いったらありゃしない。一方、吉右衛門さんとお佐紀さんの結納も上手く進み、残るは磐音とおこんさん。それにしても、吉右衛門さんが仲人のお願いに行って帰ってきた際の、おこんさんの磐音への態度、「おこんは言葉を詰まらせ、ふいに磐音の背に顔をおしあてた.....」ああもう磐音、何してる。2026/03/18
かいちゃん
27
奈緒さんとの久しぶりの会話。僕なら襖をあけてしまうだろうな。そしてやはり何度も振り向いてしまいそう。坂崎さんは漢だわ2024/04/12
yamatoshiuruhashi
26
白鶴太夫が落籍されるがそれを人死にまでだしても妨害しようとする輩がいる。坂崎磐音はこれを自ら守り抜こうとする。白鶴は知らぬことだったはずなのに...。で、多分、これはめでたしめでたし、だと言ってよいのだろう。白鶴も奈緒に戻ったことだし。痛快時代劇ですね。2019/10/12
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