集英社文庫<br> 岳飛伝 十一 烽燧の章

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紙書籍版価格 ¥660
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集英社文庫
岳飛伝 十一 烽燧の章

  • 著者名:北方謙三【著】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • 集英社(2017/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087456325

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内容説明

七星鞭が吼え、胡土児が宙天に翻る。梁山泊軍と金軍は今、最終決戦の時を迎えようとしていた。米の不審な流れを追っていた南宋が陣家村を殱滅させた。致死軍に救出された蕭けん材は、小梁山から金国にいたる広大な大地に、国の垣根を超えた物流網を整備していく。一方、北に蒙古という強敵の姿も見え始めていた。岳飛は南宋に残った臣下達との邂逅を果たす。新たな時代の胎動を予感させる第十一巻。

目次

粘切の火
地稽の夢
地祐の夢
葉舟の火
白鵺の風

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

171
梁紅玉の話から静かに始まり、いつもと違う感じのスタート。しかし物語が一気に動く。蕭炫材が轟交賈の物流網の拡大、岳飛は南宋に残ってる部下に会うため旅に出る。西遼では蒙古が襲いかかり戦いが勃発。そして、梁山泊と金国の決戦。呼延凌の七星鞭、史進の鉄棒が唸りを上げ、金国は胡土児が宙に舞う。呼延凌と兀朮の国対国ではなく、軍人としてのプライドをかけた戦いに、北方水滸伝の醍醐味を見せつけられた。しかし、そんな戦いの凄さも忘れてしまう出来事が…。秦容、そりゃいきなりすぎて驚くわ。小梁山の仲間の絆と情の深さが微笑ましい。2020/08/14

future4227

54
金国軍と梁山泊軍の激しいぶつかり合い。更には兀朮と呼延凌の大将同士の一騎打ち。手に汗握る攻防、一瞬にして優劣が入れ替わる紙一重の間合い。呼延凌の七星鞭が唸り、九紋龍史進の鉄棒が吠える。そして、熱き好漢たちがまた死んでいく。2021/02/15

眠る山猫屋

54
蕭さん、吹っ切れましたね。大陸全土に延びそうな貿易網へと夢を追う様、素晴らしい。それがまた梁山泊だけでなく、全ての〝民〟を想定しているとは。前半、呼延凌とウジュの身を削り血を流し尽くす、ヒリつく様な鍔迫り合い。胡土児、沙歇ら勇将を配する金軍は、まるでかつての梁山泊のようだ。そしてまた一人、梁山泊の重鎮が逝く。その最期の言葉は様々に採れる「こんなものか」というものだったが、きっと遣り切った感に満ちる意味合いだったのではないか。後半の岳飛、秦容、胡土児のエピソードには和む。2019/12/16

akira

31
岳飛伝第11弾。 死闘。久しぶりに見る壮絶な戦いから目が離せない。水滸伝、楊令伝に比べて肉薄した戦いが増えた本シリーズ。誰がどうなってしまうのかが気になりつつも、行く末の近ささえ感じられた。 歴史物を読むと意識をする「時」というもの。なにかを為すにはそれにふさわしい時がある。あわせて必要な「場」というもの。そういった視点で見ていくのも興味深い。 「本物の男は、場を与えられる」2019/12/21

きのぴ

22
ウジュVS呼延陵、凄まじい戦いでした。どちらが勝つのか、そしてどちらが死んでしまうのかハラハラしすぎて気持ちが持たなくなりそうでした。そして、結局勝負つかんのかい!(笑)でもどちらも死ななくて安心している自分がいます。そして、李俊。死に場所を求める彼の行く末をしっかり見届けたいと思います。なにせ水滸伝から好きな人物なので。2019/11/02

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