集英社文庫<br> 岳飛伝 七 懸軍の章

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紙書籍版価格 ¥660
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集英社文庫
岳飛伝 七 懸軍の章

  • 著者名:北方謙三【著】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • 集英社(2017/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087455816

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内容説明

南宋の根本を揺るがす「印璽・短剣」と引き換えに、秘密裏に南宋を脱出した岳飛。直後、許礼ら南宋軍に追われるも、梁山泊の致死軍に守られ南下、大理の近くで居を構えることに。そんな中、弱体化したかに思われた青蓮寺の不穏な気配が其処彼処で感じられるようになる。一方、秦容のいる南の開墾地は銭が流通し、町としての機能が整い始めていた―。独り聳立する岳飛。ついに岳家軍、再起の第七巻。

目次

炳杳の火
う老の火
地退の夢
離不の火
天剣の夢

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

162
嵐の前の静けさ。南宋との交易の奪い合いもそろそろという感じ。それに伴う梁山泊と南宋による水軍の戦いもそろそろ。そんな中で、秦容の開墾は、ひとつの壮大な計画に向かって突き進んでいく。一方、岳飛は…、岳飛……おまえもか!男と女の幸せあり、別れ?ありのまさにラブゲーム。梁山湖からいるメンバーも高齢になり、何を想うのか。戦いがなくても、人間ドラマを楽しませてくれる。果たして水軍の戦いは、いつ始まるのか、じらされたまま読了。北方謙三マジックにしてやられたわ。2019/08/27

sin

53
梁山泊の南方開発局はブラック企業である。戦場で死と隣り合わせにあった者達は良い。己れの技量で役立とうとする者が10倍の能力を要求される。戦だと叱咤され追い詰められる。まるで梁山泊を待ち受ける運命に急いで方舟を用意しなければならないかのような振舞いに思えてならない。そして中華はその歴史の中で幾度も南征に頓挫しているが、本作では岳飛がどういった役割を果たすのか?“梁山泊伝”は嵐の前の静けさである。2019/04/24

future4227

46
前巻読了から3年も間を空けてしまった。おかげで誰がどうなってるのか、記憶を手繰り寄せるのがひと苦労。本巻は新しい町づくりと交易の開拓に勤しむ話がメインで、大きな動きもなく、ちょっと物足りなかったかな。知り合いの話によると、この後から俄然面白くなるらしいので、そこに期待を持ちつつここはちょっと我慢。巻末の桜木紫乃さんによる北方エピソードが面白かった。2020/07/29

chiseiok

28
中国は無論、ベトナム、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、果ては日本まで含んだ広大な東アジアのあちこちで、泣き笑い恋して苦しみ、戦い、そして死んでゆく人々。その各地の様子をまるでTVショーのようにリレー中継しながら伝えてくれる。TVと違うのは、その描写が百万倍濃密で、出演者が皆(読者目線で一方的にですが)旧知熟知の人物というところ。面白くない訳が無い。本来岳飛を中心とした活劇武侠群雄伝というのが、この物語の本筋なのでしょうが、このまったり展開がいつまでも続いても良いかなと思ったり。韓成よかったね…。 2017/05/30

きのぴ

27
宣凱と朱杏が結婚。おめでとう!きっと宣賛も喜んでるはず。王貴と崔蘭も相変わらず可愛いし、この世代の恋愛は微笑ましいわぁ。岳飛と張朔が張清について話す場面はぐっときた。自分の父を討った相手と話して、父はこの人に討たれて幸せだったと思えるってすごい。懐かしい張清の姿が浮かび上がってきました。2021/02/03

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