集英社文庫<br> 岳飛伝 三 嘶鳴の章

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紙書籍版価格 ¥660
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集英社文庫
岳飛伝 三 嘶鳴の章

  • 著者名:北方謙三【著】
  • 価格 ¥616(本体¥560)
  • 集英社(2017/03発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087455304

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内容説明

金軍総帥・兀朮が梁山泊の北に展開すると同時に、撻懶の軍も南進を始めた。戦いの幕がついに切って落とされた。呼延凌率いる梁山泊軍との全面対決となる激突だった。史進の遊撃隊の奇襲により、大打撃を蒙った金軍は後退し、戦いは収束。梁山泊は若い宣凱を単身金に差し向け、講和の交渉に入った。一方、岳飛は来るべき戦いに向け準備を開始する。それぞれの思惑が交錯し、血の気配漂う第三巻。

目次

地獣の光
波濤の風
双鞭の夢
婁中の火
御竜の風

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

170
金国との熱い戦いが終わり、一気に世代交代が進んだ感じ。プチ恋愛話もいくつかあり、これはこれでどうなっていくのか楽しみ。宣凱が人間味が溢れてて好きだなあ。宣凱よ!何もかも背負わずおおらかに羽ばたいてほしい!呼延凌も軍をしっかりまとめてほしいね。そして秦容は、まさかだよね。秦容の新たな道を見守りたい。これだけ若者が目立ったら、史進が歳をとったなと物語を通して感じるね。でも史進の力は必要。史進よ、しっかり若者たちを影で支えてくれえ! 2019/04/28

眠る山猫屋

58
金軍と梁山泊の戦いが終わり、互いに抱え込んでいたわだかまりを少し解消した感じ。梁山泊ではひたすら苛められていた印象の宣凱が立派な外交使節として任を果たすが、いやー勉強も戦いだったな。生意気だった王貴も挫折を経て成長したか。岳飛軍、金軍、梁山泊それぞれが世代交代を進める中、南宋は着実に地盤を固めてゆく。今はまだ北方史劇の壮絶な死闘といった場面ではなく、細やかな日常からの成長が描かれている感じ。これもまた面白い。特に岳飛一家の日常は和むよ。2018/12/07

sin

55
梁山泊の歩兵部隊はまるで巌のように揺るぎなく戦場に腰を据え、敵味方の軍馬が闘い巡る有り様は、まるで石庭をすり抜ける風のように戦場にふさわしからぬ情景を呼び起こして止まない。その美しさは梁山泊最期の晴れ舞台か?英雄達の有終の美か?と身構えたが、この一戦を得てどうやら梁山泊は歴史の狭間に続くようで、ウジウジと在り方を模索した時期に終わりを告げて先に進む心構えが出来た様に感じた。彼等の理想は資本主義か?2019/04/09

future4227

47
梁山泊VS金国の戦いの後半戦。常に流動する戦局、指揮官の瞬時の判断、統率された軍の動き、流れるような騎馬の走り、北方謙三氏の合戦描写はワクワクする。そして今度も両軍ともに英雄たちが消えていく。秦容はなんでそうなるの?ちょっと理解に苦しむけど。後半はいよいよ南宋が動く。岳飛も動く。次巻で金国との全面戦争突入か?2017/02/03

Aquarius

41
金国との戦いは一先ず終わり、講和の道に進む。呼延凌が率いる梁山泊軍は次の世代へ遷り変わるものの、まさかの漢が退役するのかと衝撃を隠せない。しかし、退役した先で運命が待っていそうな気がする。棟梁としての呼延凌が担う多くのモノ、参世代に渡り受け継がれる志も形を変えて各々へ。死なせてくれない史進の言葉に寂しさが混じる。ここに来て岳飛への期待感が巻を増すごとに高まる。彼もまた死ねない宿命を持つ者。己を殺し講話への使者として立ち振る舞った宣凱の感情が爆発する場面でジーン。女に惹かれていく男の続きが気になる。2017/09/20

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