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内容説明
西暦2030年。狂四郎は女たちの収容所・オアシス農場へ潜入する。目的は、ユリカの上司・ハルが大切に想う少女・さおりの救出だ。そこで狂四郎は、少女たちを守るアザミに出会う。その優しい心と体に触れ、さおりと一緒にアザミも救出すると誓う狂四郎だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーしゃ
23
オアシス編はまとめて。2018/03/16
santiago
5
バーチャルではない、リアルな女性の温もりを初めて知った狂四郎の心が揺れる。2022/05/09
MonoCarky
4
65話「お前も助け出すでござる」……このタイトルが、とても清々しい。パスワード「希望」……狂四郎が文字を書けたってこと自体おどろきなんだが、本を読み続けたさおりじゃないんだから、あざみに文字が書けるわけもないだろうに……。そしてやはり、さおりが仇となった。しかし、あざみに没頭していた狂四郎もまた。しかし、さおりもあざみも助かってよかった。2013/02/13
inaniwan
3
識字すら満足にできない女が、しかし、子どもを守るために売春婦の役割を引き受けている、しかし、政府によるプロパガンダを子ども越しに聴いて洗脳もされている、という愚かしさとその上での大人としての責務の果たし方を同時に描いてるのがすごい。極限での人間性というものに真摯。2025/06/28
Fumitaka
3
「きのう 部隊で仲間とけんかざたを起こしたので懲罰としてヘルメットの清掃を申し出ました!」(p. 61)細かいんですが「きのう」と「部隊で」の間は改行されており、漫画であれば「昨日部隊で」と書くこともできるのにそうされていないあたり、徳弘正也先生は日本語が「絵としてどう見えるか」も計算されているのではないだろうか。「愛して……る」「てめえなんてきれえだ おれには志乃って立派な女房がいるんだ てめえなんか知るかい!!」(p. 234)これも「絵」と「台詞」の効果的な組み合わせだ。素晴らしい。2025/01/22