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内容説明
西暦2030年。殺戮生物兵器・Sは英国製ではなかった。闘うたびに進化を遂げるSは、日本を支配するゲノム党がオアシス農場壊滅のため作っていたのだ。壊滅した農場には農耕用ヒューマンが送られた。Sとの死闘は3度目、狂四郎は肉を切らせて骨を断つ作戦に…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーしゃ
16
秀明編。洗脳とマインドコントロールに重点をおいた話。バベンスキーの薄っすら残る記憶とその現実。M型遺伝子理論指示を高める結果を招いた論文、事件が解る。現実に向かって過去を積み重ねるのか未来に向かって現実を積み重ねるのか。来るべくして来る未来が変わる。バベンスキーの言葉。渋いな。2018/03/16
santiago
4
秀明の人生は何だったのか。父である博士が地下に逃れた理由も未だ不明。2022/05/09
Fumitaka
3
「汚職捜査の名を借りた粛清じゃ…」(p. 145)まあ独裁国家ではよくあることなんですけど「スターリンは官僚主義の問題を意識していた」とか本気でほざいてる低能を肉眼で目視したりすると体制が「一点の染みもない潔癖な役人」(p. 144)だと信じ込んじまう間抜けも本当にいるんだろうなというのが悲しいところです。早紀さんが死んじゃうの悲しい(p. 161)。「美しさ」を秘めた人だから死なないかと思っちゃった。俺が気に入ったキャラはたいてい死んじまうな。2025/01/22
inaniwan
2
秀明とのエピソードが完結し、八角一族のことがほぼ終焉に。面白かったんだけど、暴力とセックスの世界においてバベンスキーや飛鳥というキャラがいかに行動のできないキャラかということが浮き彫りになってしまった気もする。ある意味、狂四郎が主人公の漫画だから当然ではあるのだが……え。2025/07/02
summerz118
2
秀明編、完。なんとも哀しい。こんな日本に誰がした?二条だよねーそれは。後半は二条の息子、ひかるの登場。さくらと比較するからなのか、殺しに慣れたからなのか、悪い人には見えないね。2014/02/04