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内容説明
西暦2030年。狂四郎は二条ひかるの軍勢相手に一人で闘っていた。人質に取られた志乃(ユリカ)の無事を確認するとパワーは全開。そこへ島民もかけつける。アルカディアの首相・ユウキがゲノム党総統の息子・二条ひかるだと知って、クーデターを起こしたのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まーしゃ
26
オアシス編。国家というものはそもそも国民に奉仕する為に作られるべきなんだ。国民の生命と財産を守る事か第一なんて言う理想郷の様なアルカディア。狂四朗もここで暮らしたいと思い始める。だが現実は永遠の幸福も永遠の自由も無かった。レジスタンスだ革命だっと言っても人は人を吊るしてしまう物。人間味…曖昧な物なのかも。2018/03/16
santiago
3
上げて落とす。アルカディアがユウキに反旗を翻し、狂四郎も勇者として認められる…でもそこで終わらない…。これが横山光輝のマーズだったら、ガイアーで地球が破壊されてるぞ。2022/05/10
summerz118
3
アルカディアシリーズ、完。このシリーズは最後のどんでん返し(首吊りね)のシーンが衝撃的すぎる。お陰様で最も魅力的なシリーズになっている。人間の愚かさ、よく描かれてます。物語的には殺す必要はなかったはず。しかし吊るした。業だねぇ。2014/02/09
Fumitaka
2
「我々は戦時中 M型遺伝子異常者の残酷な犯罪をいやというほど見てきたのよ でも あなたは違った」(p. 141)民衆が自分自身の内在化した偏見を捨てきれていないことが示されており、物語と、そしてこの島の不吉な帰結を思わせる。「島民が改心するのか」と思わせてこの展開、徳弘正也先生の容赦のなさを感じさせる。あとタイムマシン(p. 12)、これ後々生きてくるのかと思いました、というのも広い意味で「ネタバレ」の範疇になっちゃうかな。推測としては、この時点ではその解決策も考えられていたんでしょうか。2025/01/22
烏鳥鷏
2
コミュニティから迫害されていたけど、誤解がとけて受け入れられ、それどころか英雄視。嬉しいやったーこの章はハッピーエンド!と思ったが、「あれ、あのキャラが不自然にいなくね?どうした?どこ?」と思ってたらとんでもないものを見せられた。作中のセリフ「ここもまた地獄だっただけじゃ」本当その通り。 双子の肌は遺伝病かな。初期のデザインベイビーなため色々不具合あったとか?2022/05/14