内容説明
ドラマ化&マンガ化で話題沸騰。
「読むと腹が減る小説」ナンバーワン『侠飯』、第4巻お待ちどおさま!
【あらすじ】
藤堂旬一郎、28歳、国会議員秘書。あまりに多忙な日々に、青雲の志も忘れがち。そんな彼の心が安まるのは、永田町近くの立ち呑み酒屋で店主の小梅に逢うとき。だがある日、眼光鋭く、頬に傷を持つ〝新店長〟が現れた。この怪しい男のつくるつまみが滅法旨い! 読めば読むほど腹が減る、文庫書き下ろしシリーズ第4作。
【電子特典 コミック版『侠飯』70P試し読み】
電子版には、ヤングマガジンで連載中のコミック版「侠飯」(原作・福澤徹三 漫画・薩美佑)の冒頭部分を特別収録。
第1話&第2話、計70Pが楽しめます!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナイスネイチャ
169
今回は政界。時期としてタイムリーな時に読みました。政治家も長くいれば民意が理解出来ない?スキャンダルの揉み消しや支援者、後援会、パーティー券など分かりやすい程語ってました。2017/10/29
小梅
168
シリーズ4作目。小梅という名前に親近感を覚えながら読みました(笑) 予想はしていたけど、角打ちにしては料理がどんどん豪華になってくる。 缶詰を使った料理は、やはりメモしまくりました。 今回は小梅がレシピを聞いてくれるからメモしやすかった😊 今日、あの夫妻が逮捕されたニュースを見て、議員に報告や議員からの指示がないのに秘書が勝手にやれる事って…やっぱり無いよね。トカゲの尻尾切り、身代わりになる秘書は可哀想だな。 2020/06/18
mura_海竜
118
今回は政界。いつもの様に隠語・用語を駆使した、業界や法律の説明から始まる。主人公は議員秘書藤堂旬一郎。麹町近場の居酒屋チドリヤ酒店、目当ては小梅。そこへ柳刃と火野が酒の賄いを作る。汚いものと美味いもの、こわいものと美味いもののコンビネーションがこのシリーズのキモ。自炊党に巻舌党。今回はお酒中心の肴中心、手をピースして測る肉の焼き加減。柳刃が毎度一喝するシーンがある。「お前が貧しいのは、自分以外に原因を求めるからだ」。「実は・・・あの人」の所は、侠飯3の方が良かった。2019/09/10
at-sushi@ナートゥをご存知か?
118
男厨仕様な飯テロシリーズ第4弾。今回は政治家秘書お仕事小説に絡む柳刃&火野コンビ。角打ちが舞台とあって、手軽に作れそうなおつまみメニューの数々が呑兵衛中枢を刺激しまくる。気が付けば台所に調味料や酒の種類が増え、休肝日がなくなっていくという悪魔のような本。日本酒で作る常夜鍋とか、これからの季節ヤバいよ、ヤバすぎるよ +(0゚・∀・) + ワクテカ タイムリーに選挙前だけど、永田町では相も変わらずこんなドロドロすったもんだが繰り返されている模様┐(´ー`)┌2017/09/30
紫 綺
107
第4弾でも面白い‼全然マンネリ感を感じさせない設定と小気味のいいテンポの良さ。特に気になったメニューは常夜鍋、ドリンクは白州のハイボール。冷凍庫でキンキンに冷やして頂きたい♪2017/11/08