へうげもの(13)

個数:1
紙書籍版価格
¥607
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

へうげもの(13)

  • 著者名:山田芳裕【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2015/03発売)
  • 3月の締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~3/31)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063870244

ファイル: /

内容説明

茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部(ふるた・おりべ)。天才・信長(のぶなが)から壮大な世界性を、茶聖・千利休(せんのりきゅう)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。秀吉(ひでよし)への殉死を拒み、数奇三昧の隠居暮らしにて候。織部好みの代名詞たる「ヘウケモノ」がついに誕生。徳川vs.石田の抗争激化にも、風見鶏な乙将・織部であった。生か死か、武か数奇か、それがますます超問題だ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momogaga

34
レンタル。戦国の世は家より人。豊臣の威光も石田三成では役不足だったんだな。2019/11/03

現在葬送のフリーレンのコスプレ中・寺「葬送のフリーレンて何や!」

25
ますます絵が上手くなっている様に思う。織部は隠居。秀吉が死に李舜臣も死ぬ。日本軍は朝鮮から撤兵。揉める武将達と三成。三成は味方を作る為に悪戦苦闘。煮ても焼いても食えない前田利家も他界。家康の陰謀も好調。小堀作介のミスで毛利や上杉も怒り石田方へ。家康の策略で書き換えられる直江状。いよいよ関ヶ原が近づく。面白い。2013/11/02

ぺぱごじら

22
秀吉亡き後の天下。まるで手続きを淡々とこなすように政権を掌握していく家康。三成のいじらしいほどの愚直さは裏目にばかり出て、関ヶ原前夜の様子がリアリティを伴って伝わる。いずれの世でも数奇は数奇、『都合の良い方につけば良いのよ』という古織殿の態度は、東西双方をイラつかせながらも『表裏なきスタイル』として認知されている(笑)。文化人という立ち位置は身を守る術として最良ですね(笑)。2011/07/23

眠る山猫屋

18
思わぬところから、大阪城戦役の火種が。純白が戦のきっかけになるなんて。織部たちも歳をとったが、あとを継いでくれる世代がまだまだ少ないのが気になるところ。大谷刑部と三成の絆を邪魔する前田利家の天然ぶりに、色々持っていかれた感が。まぁ、でも、思い出し笑いって、後を引くからね。2016/05/22

橘曙似

17
これまで三成の合理主義的で非情なところが苦手でしたが、今巻の三成に涙した!体を張って一世一代の笑いを取りに行って不発(やや成功しておりましたが)。そして数寄の心が分からないと苦しむ姿。私も無粋な人間なので、三成の苦悩が身につまされた。2011/09/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3350141
  • ご注意事項