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内容説明
茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部(ふるた・おりべ)。天才・信長(のぶなが)から壮大な世界性を、茶聖・千利休(せんの・りきゅう)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。「美」をめぐる確執が、利休を秀吉(ひでよし)暗殺へと駆り立てた。今焼で覇を唱えんと、伊達政宗(だて・まさむね)を弄ぶ織部。生か死か、武か数奇か、それがますます問題だ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
35
レンタル。桃山時代のトリックスター古田織部。千利休とは違った軽さが信条。2019/10/15
眠る山猫屋
25
再読。シルバーな表紙も眩しい8巻目。伊達政宗が、今回は黄金色に輝く上洛道中。古田織部と高山右近、悪いよなぁ。伊達政宗、見事に手玉にとられてます。一方、利休の反撃はここへ来て、明智の才を摘み取ったのが己の業だと気づかされ、覚悟の質が真逆のベクトルに。悲劇は確定した。2016/05/21
憲法記念日そっくりおじさん・寺9条
15
利休は毛利輝元はじめ諸将を懐柔して反秀吉の一大勢力を作り上げんと企てる。豊臣秀長の死。そして伊達政宗と蒲生氏郷の大喧嘩。石田三成は権勢を誇り利休譴責に努める。家康から光秀の辞世を聞いた利休の衝撃。シビアで濃いやり取りの中、織部のひょうげ振りが光る。甲冑姿で張り付け台を背負う政宗がモビルスーツの様に格好良い。出雲の阿国らしき女も登場。そして利休の死の決意。2013/10/31
33 kouch
10
下の句は蛇足だ、という明智の侘びの境地が俳句へ繋がる?著者の独自の解釈なのか面白い。 己を見つめ直し、削いで残ったものが真の侘。付け足したり混ぜるのでなく成長・発展とは削ぐことなのかもしれない。奥が深い。。2022/12/27
maito/まいと
10
これまでのツケがまわってきた利休と、悩みながらも自分なりの「わび」=創意工夫(笑い)が目覚め始めた織部との分岐点が鮮明になった9巻。次巻当たりが利休の最期になりそうだが、利休についてはこの時点でプロセスがしっかり描かれているので、利休の死についてはこれまで出てきているどの説よりも説得力がある形になりそうだ。むしろこの作品が利休のスタンダードになる予感(おそらくこの作品での利休が基準になっている人多いのでは?)そして家康がいよいよ表に出てきた。どこか田舎じみていながら芯がしっかりしていて安定感があるなあ。2018/01/27
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