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内容説明
茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部(ふるた・おりべ)。天才・信長(のぶなが)から壮大な世界性を、茶聖・千利休(せんのりきゅう)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。家康(いえやす)の目指す「泰平」とは徳川(とくがわ)家の安泰に過ぎぬ。世紀の誤審・方広寺鐘銘事件に天を仰ぐ織部。大坂冬の陣突入にも最終兵器であくなき抵抗。武か数奇か、生か死か、それが問題にて候。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
40
古田織部、とうとう家康に喧嘩を売った!というか、言っちゃた!大御所の望んでいる泰平は徳川の泰平なのだと。差し向けられた刺客は柳生。それを撃退した古田織部の闘い方は・・・。久々に漫画を読んでいて吹いちゃいましたよ。あの凛々しい表情・・・。そりゃ柳生だって意味が解らないだろうなぁ。古田織部のへうげものとしての生き様、しかと見させていただいた気持ちです。しかし、ますます荊の道筋だな・・・。2016/08/06
南北
39
徳川家康による豊臣方への分断工作が功を奏し、大坂冬の陣へと突き進んでいく。家康は「今度こそ叶う限りの武人を始末せん」と発言し、古田織部についても「この世にひょうげものなぞ要らぬ」として柳生宗矩に暗殺を命じるが、一本足打法をオマージュ(?)した構えに意表を突かれたり、鉄砲での狙撃も織部の禿げ頭が逆光となって、負傷させるにとどまる。古田織部は伊賀で作らせた水指「破れ袋(やぶれぶくろ)」を大阪方に贈り、「ひょうげ」の力で強硬な大阪方の意見を和らげようとするが、成果が得られるのかは微妙な感じがする。2026/01/30
ぐうぐう
26
「それがしはすっかり勘違いをしておりましたっ 大御所様の仰ってた『泰平』とは…………天下ではなく…………徳川家の泰平が事だったのですな」。織部の本質を突いたイヤミは、しかし家康には届かない。「この世にひょうげものなぞ要らぬ」。大坂冬の陣突入。刀を手にしてなお、織部はそれを振り下ろすのではなく、一本足打法で戯けてみせる。あくまでひょうげで立ち向かうのだ。2016/01/03
T2y@
21
大阪冬の陣。 真田丸を、大阪城を飾る花入に例える辺り、やはり粋だねえ。2016/05/31
えも
20
方広寺の鐘へのイチャモンと、大阪方の武将への分断工作。老獪な家康の策で、ついに戦に。真田丸も姿を見せる中、柳生宗矩に狙われるも、一本足打法で難を逃れる織部(しかしよく思い付くね)▼それはそうと「犬」文字焼の由来は真実なのか?2026/04/13




