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内容説明
天才・信長(のぶなが)から壮大な世界性を、茶聖・千利休(せんのりきゅう)より深遠な精神性を学び、古田織部(ふるた・おりべ)は「へうげもの」への道をひた走る。生か死か、武か数奇か、それが問題にて候。人は城、人は石垣、男はちょっちゅね加藤清正(かとう・きよまさ)。情熱大陸を駆け抜けた俺たちの猛虎が逝く。織部も心で泣いて候。豊徳合体の道のりは険しい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
48
さよなら加藤清正公。最後までカッコよく・・・。豊臣と徳川の合一は、何故か思わぬ方向へと歪み、なかなか巧くはいかない。秀頼はなかなかの人物に育っていたのだが。策士・長安も病に倒れ、気づけば古織が平和を独りで担う事になるのか。野望は追い求める者の手から逃げていくものなのかなぁ。2016/07/17
憲法記念日そっくりおじさん・寺9条
46
妻・お江の為に悩む秀忠。加藤清正命懸けの家康・秀頼対面。俵屋宗達の苦悩。朝廷vs幕府。豊臣恩顧の大名達による悲願「豊徳合体」と家康・淀殿。巨大なる秀頼。柳生による清正暗殺(清正カッコイイ)。福島正則の病。かぶき者狩り。家康の対外政策と大久保長安の野望…とまあ盛り沢山の一冊である。要所要所に主人公・古田織部が姿を出す。織部の願いも豊徳合体だが、この後の史実を知っているとまた緊迫感がある。本当に戦国時代はキャラクターの坩堝。解釈の仕方次第で飽きずに見られる時代である。どんどんと近づく終末が楽しみ。2015/11/23
momogaga
39
レンタル。全編を通して安土桃山時代から江戸時代初期の海外交易の裏表が描いてある。江戸幕府が鎖国を選んだ理由がよく分かる。2019/11/04
ぐうぐう
22
なんだろ。内容はもちろんおもしろいんだけど、それ以上に表紙が、表紙裏が、そして帯が、素敵すぎる。ふざけてて、おどけてて、キュートで、なのにドラマチック。内容の前にカバーで笑い、感動する。ああ、これぞ、ひょうげ。2014/12/15
ぺぱごじら
18
安土・桃山のひと時代を支えた『もののふ』達が、秩序という固い枠に押し込められて小さくなっていく様は切ない。何処かで一笑と一服の余地があれば、皆もう少し静かに過ごせたのだろうけれど。思えばあの『足袋』を掴んだ時に、もののふ達は自分たちの拠り所を手放したのだから、自業自得とはいえるのだけれど。2014-1862014/11/22
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