へうげもの(7)

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へうげもの(7)

  • 著者名:山田芳裕【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2015/03発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063727272

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内容説明

茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田織部(ふるた・おりべ)。天才・信長(のぶなが)から壮大な世界性を、茶聖・千利休(せんの・りきゅう)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。山上宗二(やまのうえ・そうじ)の死。伊達政宗との遭遇。小田原征伐に従軍した織部の運命が揺れる。生か死か、武か数奇か、それがますます問題だ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

40
千利休は一番弟子の山上宗二と再会し、秀吉に助命嘆願をするものの斬首されてしまう。石田三成から首級を受け取った千利休の怒りの表情が読者に迫ってくる。石田三成の忍城攻略の失敗をたしなめる古田織部のことばや秀吉亡き後を見据えたお茶々の姿、小堀遠州の登場などを絡めながら、千利休から信長の死に関する秘密を明かされた古田織部が今後どのような数寄の道に進むのかおもしろくなってきた。2025/06/17

momogaga

34
レンタル。影の主役である千利休の一挙手一投足に注目。今、千利休のイメージは映画で演じた三船敏郎です。2019/10/14

眠る山猫屋

26
再読。山上宗二の壮絶な死に様が、利休を後戻りできない道へと進ませる。見開き使った利休の憤怒(だけでは表せない表情だよなぁ)、古田織部との巻末の別れの場面。自分が愛し育ててきたものを踏みにじられた痛恨の想い。重たい一冊でしたが、伊達政宗の勘違いぶりに少し癒されたような・・・。2016/05/21

ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺

18
山上宗二の処刑で利休大ショック。小田原攻めに伊達政宗、小堀遠州登場。織部の案外な活躍。『のぼうの城』でお馴染みの三成忍城攻めの失敗。高山右近復活。利休は秘密を織部に白状する。2013/10/30

maito/まいと

12
罪は許されることはないのか。過ちは未来よりも重いのか。侘びの境地へ、余地を残した様を見出したはずなのに、宗二の死が、利休の半生を全否定していく。己のやりたいことを実現させるために身を守ろうとする織部の、臆病なほどのガードベントぶりが笑いを誘う中(笑)、政(まつりごと)が文化を支配するときが、着々と近づいていく。身を引く有楽、美を貫く右近、そして、織部は利休から衝撃の事実を聞くことに・・・果たして、織部の決断は?2018/01/27

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