へうげもの(4)

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へうげもの(4)

  • 著者名:山田芳裕【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063725759

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内容説明

信長から秀吉へチェンジ・ザ・ワールド。主役の名前も左介改め織部だ!! 茶の湯と物欲に魂を奪われた戦国武将・古田左介。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。信長、光秀、秀吉、天下人の座は移りゆく。左介の運命もまた激動のときを迎えた。生か死か、武か数奇か、それがますます問題だ!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

南北

48
千宗易は自分の野望は明智光秀が白く塗り替えた安土城の天守を燃やすように進めたり、茶室の待庵に自分の美意識を具現化したりする。古田左介は師匠の千宗易の数寄の心を受け継ごうと茶室の渋庵を作るが、師匠から模倣にすぎないと指摘される。やがて古田左介は古田織部と名乗り、陶器の織部十種を制作する環境を整え、数寄の天下を取りに行こうとする。数寄とはほど遠い接待をする徳川家康や黄金の茶室を作った豊臣秀吉と千宗易との美意識の対立がどうなっていくのかおもしろくなってきた。2025/06/08

眠る山猫屋

45
アニメBAN視聴につき再読。明智さま最期の刻。この明智光秀辞世の句が後の大きな伏線になるとは。真っ白に燃え尽きた明智さまの志は消えず、あの錦繍の足袋を履いた御仁に受け継がれていく。下克上を経て人知れず泪を流す秀吉、数寄を貫いた荒木たちに心寄せる古田佐介改め古田オリーヴェ(笑)いやいや、オリーヴ色が好きだから織部って・・・しんあな。2020/12/23

momogaga

33
レンタル。古田織部さんのイメージを一新してしまいました。茶の湯を通して、少しは知識があったのですが。まさか、超俗物に描かれるとは。親しみもわいてきました(^0^)。 2019/10/14

眠る山猫屋

29
再読。秀吉の心に近づいたか古田織部。それにしてもオリーブから織部とは・・・(笑)信長への想いから、信長をなぞり乗り越えようとする秀吉と、人真似から脱却し進化を求めた古田織部。人間臭くていいなぁ。2016/05/14

Hammer.w

22
明智光秀「叶うなら………もっと数奇に惚けたかった……」、織部正重然「師匠(千利休)……数奇の神髄とは思わぬところに転がっておるものですな……」見所が多過ぎて、あっという間に読み終わりました→人(´∀`)みたいな織部の顔が好き笑2019/02/13

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