へうげもの(15)

個数:1
紙書籍版価格
¥607
  • 電子書籍
  • Reader

へうげもの(15)

  • 著者名:山田芳裕【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063871289

ファイル: /

内容説明

戦国甲子園決勝戦。雨天を飛び交う、弾丸、春画、白き潮。我らが織部(おりべ)も数奇なる世のため、浪漫飛行。嗚呼栄冠は、東軍に輝いた。敗北の将・三成(みつなり)が末期で見せた乾坤一擲。織部のハートをストラックアウト。そして近づく徳川時代。果たして「笑福の世」の実現は成るか!? 激乙山田的関ヶ原、「痰の毒」なる柿カラーが目印に候。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

momogaga

34
レンタル。「笑福の世」を目指す古田織部。今の日本にも必要な「笑福の世」。2019/11/03

ショウヤ

25
「秀秋なぞブチ殺しても構わぬ!!!」とか言っちゃう家康が過激すぎて笑ったw島津退き口ですべてを解き放った家康の表情が実に良いww 三成の最期に宗二の子が出てくるとは思わなかったな。因果応報か。胡散臭い長安と今後どんな付き合いをするのか楽しみ。2013/03/11

眠る山猫屋

23
関ヶ原終焉。石田三成の清々しい最後は、まるで利休のようでした。みな、最後の最期になって大切なことに気がつくのだな。武士の時代が終わりつつある・・・。そして今までの歴史観を覆すキャラクター造形。小早川なんて真逆じゃないですか(苦笑)あ、島津に拐われた小堀、大丈夫なのかっ!2016/05/25

ぺぱごじら

20
せ…関ヶ原合戦異聞(笑)。松尾山のやり取りが本当にコレだったなら、腹がよじれる(笑)。『西か東か』という二択をせざるを得ない状況で、粛々と運命に殉じることが出来るのは当事者のみ。大抵は見苦しく自らの血路を拓きにかかるもの。『生き残る=勝利』は世の真理。ただ、半面この物語は『人は命の散り際に本当に求めるものに出会う』という幸せな話なのだな、と石田三成を見て感じました。それは諦観による『まぁ、いいか』ではなく『あぁ、ここにあったのか』という安堵のような静かな喜びに近いもの。2012/07/24

ネロ

19
前巻から間が空いてしまったので状況(戦況)を理解するのに時間がかかりました(^_^;)さて、徳川vs石田、関ヶ原の合戦です!オロオロしまくる有楽斎、秀秋説得の為の策は古織の人間パチンコ!あんまりでしょ!?(笑)「極めて安全とは想うが..先に申しておく! アデウス アミーゴ!!」..酷過ぎます。でも、ネゴシエイトの神はやはり彼の味方。勝手に解釈した秀秋は石田討伐に動くという..して、追い込まれ逃げ延びる石田、ここにきて長年隠し続けていた己の弱さに気付きます。古織から譲り受けた、欠けた小茄子に自らの姿を重ね2012/09/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5145314
  • ご注意事項