内容説明
時代小説界に新風を吹きこみ、テレビドラマ化もされたベストセラー・シリーズ第1弾!
柳原堤下で、武家の心中死体が発見された。旗本にあるまじき不祥事に、遺された妻と幼い息子は窮地に陥る。そこにさすらいの渡り用人唐木市兵衛が雇われた。
算盤(そろばん)を片手に家財を調べる飄々とした武士に彼らは不審を抱くが、次第に魅了されていく。
やがて新たな借財が判明するや、市兵衛に不穏な影が迫る。心中に隠されていた奸計とは?
“風の剣”を揮う新ヒーロー・市兵衛誕生!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
45
2008年3月祥伝社文庫刊。書下ろし。風の市兵衛シリーズ1作目。テレビドラマも始まったことだし、読み始めました。渡り用人の市兵衛に魅力があります。旗本の財政建て直しや、公儀の隠密話にまで進む展開が楽しい。2018/06/11
万葉語り
39
NHKで向井理がドラマをやっていて面白かったので原作を読んでみた。2018-1532018/08/13
み
35
感想を読んで気になった作品。さくさくと♪唐木さんが格好良すぎ、シリーズ読み進めます(^o^)2015/09/12
パンダCRZ
27
NHKドラマ正月特番を観て読みたくなった。時代劇ヒーロー物。シリーズ第一作目。江戸の街中で庶民と暮らし、頭が切れて、剣術も一流。実は生まれも一流で大きな後ろ盾もある。世の中にのさばる悪を成敗。面白くないわけないよなぁ。2020/04/27
jima
27
TVで見て面白かったので、図書館で借りる。ドラマは原作に忠実に作られていた。面白かったので、このシリーズもう少し読んでみようと思う。2018/09/04