出版社内容情報
ベルタランフィの遺産は、現代思想の記念碑である。彼の思想がそびえたつのは、その並外れた多様性のためばかりでなく、われわれすべてを宇宙的統一に包み込む統合力を洞察する頭脳のためである。
目次
第1章 一般システム論:生存のための新たな処方
第2章 偽装の巨人
第3章 一般システム論のABC:生命の謎に取り組んで
第4章 ベルタランフィと行動主義:脱人間化への警告
第5章 システム心理学:新たな人間像
第6章 社会システム科学:人間を過去の呪縛から開放できるだろうか?
第7章 究極の一般システム論:科学の統合を目指して
第8章 システム論の展開:豊穣なカオス
第9章 システム認識論:真理についての多様な味わい
著者等紹介
デーヴィドソン,マーク[Davidson,Mark]
ニューヨーク生まれ。UCLAで政治理論を専攻。同科目の助手を経てコロンビア大学大学院のジャーナリズム学部に入学。現在、南カリフォルニア大学報道サービス科専属の科学ジャーナリスト
酒井孝正[サカイタカマサ]
1949年、栃木県生まれ。カリフォルニア州立ソノーマ大学英語学科卒業。都立大学大学院英米文学科中退。現在、予備校、翻訳家として活躍
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