祥伝社文庫<br> 希みの文 風の市兵衛 弐[26]

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祥伝社文庫
希みの文 風の市兵衛 弐[26]

  • 著者名:辻堂魁
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 祥伝社(2019/12発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784396345914

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内容説明

大坂に留まる市兵衛の身に魔の手が! 
復讐に燃える「刺客団」VS.「風の剣」の最終決戦! 

かつて唐木市兵衛に返り討ちに遭った刺客の一族が、復讐を誓い市兵衛探索を開始した。
一方、大坂が気に入り江戸への出立を渋る小春を、亡姉の親友だったお茂が訪ねてきた。彼女の幼馴染みが辻斬りに遭い、生死の境をさまよっているという。
市兵衛は犯人捜しに乗り出し事件は解決に向かうが、ほどなく刺客らに己れの居所を突き止められてしまう。
やがて一行が江戸へ向かう鈴鹿山中で、市兵衛を死の罠が待ち受けていた……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

93
風の市兵衛シリーズの26作目。 「風の市兵衛 弐」シリーズ(第二期)6作目。 2019.12発行。字の大きさは…小。 江戸では、本両替商の主人・堀井安元と筆頭番頭の林七郎が、小間物商の萬屋手代・根吉を自ら首をくくって死に追いやった事の詮議が奉行所で行われた。 そして、本両替商の堀井は、家財没収の上お取り潰し、主人・安元たちは罪を問われる。 大阪では、市兵衛、小春、良一郎、富平が江戸に向かって出発するが。 途中の宿場で、市兵衛に果たし状が渡された…。2020/02/09

とし

89
風の市兵衛 弐「希みの文」26巻。江戸と大坂、それに前作の件と厄介事が始めは戸惑いましたが作者の流れるような文体一気読、お茂さんの大阪便りが心に響きました。2020/02/26

真理そら

59
市兵衛さん達はまだ大阪にいる。同時に江戸では鬼渋たちががんばっている。でも読者としては市兵衛さんや鬼渋たちが江戸で活躍している場面が見たい。次作で市兵衛さんが小田原あたりで足止めされなきゃいいけどと不安に思う読者なのである。2020/01/08

はにこ

33
今回は殺人未遂事件の真相を探るお仕事。悪きを罰することができない中、よく頑張った。市兵衛達がやっつけた場面は爽快!父親が意外と常識人で良かった。そして前作までのモヤモヤな事件もやっと幕引き。最後は別れもあったけどお恒もお茂もそれぞれの道を明るく生きて欲しいね。2021/07/06

31
さくさくと♪ようやく大坂から戻って来そう、お兄さんの登場がなく、ちと淋しいのですよ。でも、道中に今後何もないとも限らないかも、次作は江戸でのお話しでソロバン系のがいいなぁ。2020/02/01

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