内容説明
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ))
【書籍説明】
他人の人生を見て、理由もなく心が沈むことはありませんか。
SNSで流れてきた誰かの近況、職場で聞こえてきた同僚の評価、親戚の集まりで交わされる何気ない一言。
大きな出来事ではないのに、あとからじわじわと苦しくなる。
私は長いあいだ、その感覚をうまく言葉にできずにいました。
振り返ると、私が最初に「比べる苦しさ」を知ったのは、兄弟との関係でした。
親に悪気はなかったと思います。
それでも、褒められる兄と、期待の向きが違う自分を無意識に比べてしまい、どうしても届かない場所があるように感じていました。
その感覚は成長とともに薄れるどころか、形を変えて残り続けました。
中学校・高校で国語教師として働いていたときも、医療事務として現場を支えていたときも、空調設計の仕事に携わっていたときも、常にどこかで人と自分を比べていました。
成果が見えやすい人、評価されやすい人を前にすると、努力していないわけではないのに、なぜか自分だけが足りない気がしてしまう。
そのたびに、もっと頑張らなければと自分を追い込んでいました。
けれどあるとき、気づいたことがあります。
比べて苦しくなるのは、意志が弱いからでも、性格が暗いからでもない。
そう感じてしまう仕組みが、私たちの心の中や環境の中に、確かに存在しているのだということです。
その仕組みを知らないまま、自分を責め続けるのは、あまりにもつらい生き方だと思いました。
この本では、私自身が経験してきた比較の苦しさを手がかりに、なぜ私たちは他人の人生を見て、こんなにも苦しくなるのかを丁寧にひもといていきます。
答えを押しつけるつもりはありません。
ただ、読み終えたときに、比べてしまう自分を少しだけ許せるようになり、自分の人生に戻る感覚を取り戻せたら。
それが、この本を書いた一番の理由です。
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