内容説明
チンギスは病床にある長子ジョチのもとを訪れたのち、草原へと向かう帰還の途につく。西夏領内に入ったチンギスは、ある城にただならぬ気配を感じた。それは黒水城と呼ばれ、砂漠に囲まれており、ウキという謎の人物が主とされていた。一方、チンギスから受けた傷を山中で癒すマルガーシに、カルアシンから見事な剣が手渡される。贈り主は明かされなかったが、マルガーシは戦に向けて隊の修練を重ねていく。アウラガの宮殿に戻ったチンギスは、ソルタホーンから国を揺るがす一大事を告げられた。突如生じた戦いに、チンギスは将軍だけでなくボオルチュも帯同させる――。圧巻の最終章! 「チンギス紀」全十七巻、ついに完結!!
目次
冬に見る夢
狼燧
地一
一天
滅びのみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
28
【おきな書房】【斜め読み】:最期も、草原の男らしさを称えながら散っていった。その生涯は正しく最後まで、草原を疾走する一人の男だった。自分の墓はイラン、大地が墓だと言い切る中りが恰好が良いですね。水滸伝あたりから続けて読ませてもらっています。今は、尼崎北図書館から森羅記を借りて読んでいますが、此方も文庫を楽しもうと思っています。2026/02/26
クレイン
16
とりあえず完走した。 物語の終盤は敵のオールスター戦のようだ。 一気に読み進めた。結局これはテムジンとジャムカの物語だったのだなと。あくまでも2人が主役のためその他のキャラが濃いようで薄く感じるお話が多くあったと感じる。個人的にジェルメ等も好きだったが、ほぼ後半は出てこず…魅力的な登場人物が描ききれていなかった点残念に思う。2026/02/21
Mzo
14
ついにチンギス紀・完結。北方作品には珍しい大成功者が主人公なので、むしろ幕の下ろし方に苦慮した印象もありますね。燃えるような熱さは感じられなかったものの、やはり面白い作品であったと思います。さて、次は、いよいよ森羅記。首を長くして文庫落ちを待つこととします。2026/02/24
播州(markⅡ)
8
テムジン、チンギス・ハンの長い旅路がここで幕を閉じる。結局どこまでいっても天があり、大地が続いている。ジャムカと戦い、その息子マルガーシに討たれる。流石に出来過ぎだ。その相手が今までテムジンが下してきた相手の連合軍なのだから。だからこそ17巻もの長編のラストを飾る潔さのようなものを感じた。2026/03/01
コニタン
7
チンギス紀の文庫本17巻が出版される一日前の2月19日からチンギス紀火眼1巻を読み始めました。本日3月23日チンギス紀天地17巻を読み終わりました。約1ヶ月ちょっと北方謙三の世界に浸りました。テムジンとボオルチュとの旅から始まり、最後もボオルチュと一緒でした。2026/03/23




