内容説明
同じモンゴル族のタイチウト氏がテムジンを狙っていた。南の地で蕭源基と出会って『史記』に触れ、ボオルチュという従者を得たテムジンは、それを知りつつ父祖の地に戻る。そして、モンゴル族をひとつにまとめるために旗を掲げ、自らの存在を知らしめるために、ボオルチュに加えて、槍の達人ジェルメ、弟のカサルを連れて、4騎で草原を疾駆することを決意した。だがある日、テムジンたちの行く手を塞ごうとする20騎が現れる……。一方、モンゴル族ジャンダラン氏の血気盛んなジャムカは、北方のメルキト族と対立していた。ジャムカはテムジンと同年齢で、同じくモンゴル族としての誇りを持っていた。ますます目が離せない展開が続く第二巻。
目次
雪の下
上弦の月
朋友
赤い草
地を這う
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ@no book, no life.
83
テムジンが旗を揚げた。モンゴル族を一つに纏める為に。そんな冒頭からテムジン自身も妻帯をし、またもや不慮の死を抱え込みながらも闘う。地固めもしながら。そんな2巻である。しかしながら、やはりこんな時代でも北方謙三翁は漢を描くのが上手い。酔わされますね。そして我々は描かれる世界に彷徨しながらも一途に着いて行くという感が気持ち良く身を委ねているのである。2024/12/22
眠る山猫屋
47
まだ道程は遠く、息が詰まるような試練が続くが、不思議と閉塞感が薄いのは大陸の広大な大地が舞台だからか。まだまだ大きくなれない(ならない)テムジン。側ですぐ寝ちゃう(自称)忠臣ボオルチェが可愛い。おとなしい弟・カチウンを喪い、戦いにも勝てない。けれど母や兄弟たちが、そして後々テムジンを支えていく武人たちが集まってくる。後の親友ジャムカ、北の雄トクトア、宿敵サイドのラシャーンなども緻密に描かれていて好印象。2026/03/13
chiseiok
31
さあさあ"月間"チンギス紀の第二巻『鳴動』。まだ慌てる時間じゃない…とまったり読み進んでいたら、早くも主要キャラの予想外の退場。銀河英雄伝説か!カタカナ人名と広大な舞台設定に苦戦しながら、巻頭人物表と地図それぞれ付箋を貼って「え〜っと、この人は…あ〜この人で、王国と族と氏ってのはどんな括り?」ってやってる段階なのに。そら物語もうねりますわ。前シリーズ同様に物流や産業育成もしっかり視野に置きつつ、敗戦経験も貴重な成長材料として、モンゴル統一を目指すテムジン。未だにキャラがはっきり見えないけれど期待してるよ!2024/12/08
Book Lover Mr.Garakuta
22
【おきな書房】【速読】:面白かった。テムジンの周りにも人が集まりだしてきたのと。登場人物たちの若さ故の過ちや活発な動きがあり次巻が楽しみ。登場人物の整理が必要かと。馬乳酒なるものが気になったけど飲みたいとは思わなかった。2025/02/21
majimakira
18
第二巻。勢いよく時間が過ぎるが、それと共に少しずつ動き出すモンゴル族内の情勢。盛んに外を窺い、その誇りを守るの戦いに挑み続けるジャンダラン氏の新たな長・ジャムカ、同年のテムジンとの間に微かに芽生え始める友情は興味深い。そしてテムジンとタイチウト氏の因縁の戦いがいよいよ本格化してゆく。2026/02/08
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