集英社文庫<br> チンギス紀 七 虎落

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集英社文庫
チンギス紀 七 虎落

  • 著者名:北方謙三【著】
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 集英社(2025/06発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087447590

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内容説明

ジャムカはテムジンの部将を討ちとった際に深傷を負ったが、それも癒えつつあった。テムジンはケレイト王国のトオリル・カンと結んでおり、ジャムカ、タルグダイ、アインガは、それぞれ単独では対抗できない。タルグダイの妻ラシャーンはタルグダイの意向をふまえ、ジャムカと二人きりで密かに話す機会を得る。タルグダイはすでにアインガとは会っていた。あとは、ジャムカ、タルグダイ、アインガの三者が出会い、共通の敵について語ることができるかにかかっていた――。モンゴル族の各氏族、メルキト族、ケレイト王国が二つに割れ、草原の覇者をめぐる一大決戦の幕が開ける、好評第七巻。

目次

一年の後
前夜
死して生きよ
覇者は
草原の空

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Book Lover Mr.Garakuta

32
【おきな書房】【速読】:『ウワベだけで読むな。』と聞こえていた。争いに次ぐ争いで、漸くモンゴル族統一、読んでいて、一寸疲れたけど。既にテムジンは草原の外に思いを馳せているのだろうと思った。2025/04/25

播州(markⅡ)

20
ジャムカ、タルグダイ、アインガの連合対テムジン、トオリル・カン連合。なんなのだこれは。巻の半分が戦だ。闘争だ。そして我慢の勝負であった。砂漠の遭遇戦、アインガとアルワン・ネクの押し合い。じりじりとしかし確実に煮詰まっていく。この巻のハイライトはやはりベルグティ。病をおして守り切り燃え尽きる。漢の中の漢であった。2025/05/05

フク

11
#読了 草原を二分する戦が始まる。同じ呼吸で生きてきた2人が、同じ呼吸で戦う。2025/07/01

kiiseegen

8
表題、虎落(もがり)の意味が解る。長い決戦の描写には読み手さえも疲れさす力を感じた。今後の展開を楽しみにと思っていた矢先、解説のネタバレに閉口する。2025/05/15

水面頼光

8
テムジンvsジャムカ。後半はほぼ両者の戦闘シーンが延々と書かれる。戦闘はテムジン側の勝利も双方の主要なメンバーは健在し以後へと続く。唯一ベルグティの壮絶な最後が哀しい。2025/05/01

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