内容説明
同じモンゴル族のタイチウト氏との戦いに挑むテムジン。疾駆するテムジンの軍が、敵の長・タルグダイの隊に届くと思われたとき、新たな旗が現れる。そこには、草原最強の男・玄翁が、テムジンを待ち構えていた。玄翁の自在に動く50騎と、テムジンの隊との凄絶な戦いが始まる。テムジンは配下の槍の達人ジェルメ、強弓のクビライ・ノヤンとともに玄翁軍とあたり、草原を血に染めていく。結着がつかないなかで、玄翁はテムジンに驚くべき提案をする。それを聞いたテムジンは……。衝撃の展開が待ち受ける、好評第五巻!
目次
戦する者
蘇る声
亡羊にあらず
戦塵遠く
草原の光
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chiseiok
41
この先は分からないけれど、今回がひとまず物語前半の一つの山場であろうことは間違いない。薄々勘づいてはいたけれど、改めて開示されると、遥か『楊家将』の時代から延々と受け継がれてきた"あの剣"の重みがひしひしと伝わってきます。関わってきた漢達の生き様にも想いを馳せざるを得ませんね。さていよいよテムジンによるモンゴル族の統一、果てはユーラシア全体の統一へと大きく動き出した気配が濃厚。ただ願わくばメルキトの族長トクトアには生き延びて欲しいと、個人的には感じる。でもなぁ…北方御大容赦無いんだろうなぁ…(^_^;)。2025/03/07
Book Lover Mr.Garakuta
24
【おきな書房】【速読】テムジンの秘密が解き明かされて一振りの剣を手に入れる。愈々版図拡大の戦いの夜が空けるか。2025/04/23
クレイン
19
ここまで大水滸伝シリーズを読み、このチンギス紀に流れたわけだが、全てが繋がった。 今までの物語が意味のある時間の流れになった。 非常に感動した。水滸伝シリーズのメンバーも出てきたりと嬉しい驚きの多い巻であった。2025/06/15
やま
13
シリーズ5作目。玄翁の秘密が語られ決着。不穏な動きと群雄割拠のまま次巻へ続く。大水滸伝は未読なので読みたい本が増えました。2025/03/19
majimakira
12
第五巻にして、大きな物語の動きの兆しを感じた。解説にある通り、宿命的な玄翁との闘いの中で、正にターニングポイントになりそうな、過去とのとても大きな繋がりが示され、さらには北方大水滸サーガのファンならば胸躍るような伝説の剣がテムジンの手に。(こういう展開好き!) 周辺の大国に大きな思惑が見え隠れし、テムジンの中に、この草原をひとつにしていくことへの情熱が強まるような気配が感じられる気もして、この後の彼と、その周辺の草原の猛者たちの動きにワクワクしてくる。2026/04/25
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