内容説明
完顔襄が率いる金国の大軍四万がタタル族討伐のために動き出した。父イェスゲイをタタル族に暗殺されたモンゴル族のテムジンは、金国の要請に応じて三千騎の出兵を決意する。ケレイト王国のトオリル・カンもまた金国の側に立ち、一万五千騎の陣容を整えた。一方、盟友のジャムカは、金国とタタル族の双方を草原の民の敵とみなし、要請に応じない。草原の部族で金国と連合したのは、テムジンとトオリル・カンのみだった。ウルジャ河付近でタタル族と戦闘中の金軍に加わったテムジンは、メグジン・セウルトが率いるタタル族の大軍に突撃する――。モンゴルの草原に大きな流れが生じ、それがテムジンとジャムカの運命を変えていく分水嶺となる第六巻。
目次
河へ
行衣
界壕へ
子午の時
烽火はまだ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
27
【おきな書房】【速読】:堅忍不抜 大同小異 不和賞罰 と思いながら読む。物語は壮大で面白いなと思った2025/04/25
播州(markⅡ)
20
金と結び、タタルを徹底的にたたく。サチャ・ベキがあっけなく首をはねられる。 ボオルチュとテムルンがようやく夫婦に。トクトアがアインガに代替わり。新キャラ雷光ムカリ。そしてなんといっても一番衝撃的だったのはジャムカとの一戦。漢には譲れないものがあるとは理解しながらも、友と呼びあう二人の戦は見ていられない。戦の最中もお互いに呼び掛けているのがまたつらい。 金と結びついたのに断金とはこれいかに(笑)2025/03/26
フク
14
#読了 断金の友がそれぞれ己の道を歩みはじめる六巻。 兀朮の時代は騎兵主体だった金国軍も、すっかり歩兵主体と見事に漢化されていて時代の流れを感じる。 再読2025/05/19
nabe
13
宿敵タタルを滅ぼし、領分はイェスゲイ父を超えた。人も増えた(名前が頭に入りきらないが)。チンギスと仲間達との信頼感が羨ましい。もっともっと大きくなる姿が楽しみ。2025/04/05
のりべぇ
8
添付された地図のエリアが広くなった。人物紹介もテムジン関連が一気に増えた。テムジンとジャムカはタタル族と金国軍の戦いにて道を違え戦うこととなる。ケイレト王国のトリオル・カンはテムジンと連合を組。草原は2分される。単なる敵役と思われたトリオル・カン、タルグダイ、トクトアが正しく自己分析を行い己の限界を識る。すべては作者の分身なのだろうな。2025/10/26




