内容説明
卒業まで3週間。解散騒ぎのあと気まずいままだったメンバー6人は、ある画家の回顧展に出かけるが、会場で慈吾朗と鉢合わせしてしまう。もう2ヵ月も保健室に現れなかったじじいの姿に、とまどう行衡たち……。ところが一枚の「イコン(聖母子像)」に慈吾朗が異常なまでに執着をしめし、突然とり乱した。これが、じじいの「捜し物」の鍵をにぎるのか!? S黄尾史上最難捜査、最終章の幕があく――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
15
再読。2015年449冊め。結末をしってからプロローグを読むとなおさらつらい。2015/04/15
扉のこちら側
6
発売当初に初読。シリーズ最大の謎、ジゴローの過去がついに明らかになる。大金持ちのじいさまが道楽で始めた探偵事務所に、こんなつらい理由があったとは。2005/02/01
tomo
5
再読です。感想は後編読んだ後に。2013/07/13
柚原ぴよ
2
最後の事件。ジゴローの過去が明らかに。2014/03/23
朱雀
2
再読。ラストにつながる冒頭部分がすごく切ない…慈吾郎の秘密がやっとあきらかになります。前編最後の兵悟さんにはハラハラしました。2012/08/12