内容説明
黄尾高校に事務所を置くS黄尾探偵団。花見をしようと校門前に陣取ったメンバーたちだったが、兵悟だけがなかなかやって来ない。「ちょっと様子を見てくる」と五月がみんなのもとを離れた、その直後。車が急発進する音が聞こえ、ふとそちらを見た行衡は、五月の姿が見えないことに気がついた。そして、跡を追うようにして遠ざかっていった兵悟の車のエンジン音……。五月に何が起こったのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
23
再読。2015年367冊め。猟奇殺人だった前巻とは一転してのギャグ編。それでも誘拐事件とか発砲とか穏やかではない。そしてp35のロクガツの台詞、「おまえらは、犯罪集団だったのくわっ」に、この頃はまだ穏便だけどシリーズ進むにつれてもっと立派な犯罪集団になるんだよーと言ってやりたい。2015/03/28
みとん
7
4巻。読メ登録前にすでに「読んでいる本」消費のため再読。今回は殺人事件とかない分、コメディっぽい。でも、イツキの拉致はネタとかではなく、マジなヤツなので。兵悟さんのカーチェイスとか、ユキヒラと花音ちゃんのいい感じな雰囲気(イラストつき!)など、なかなか見所が満載。一番は「ちゅどーん!」だと思われますが(笑)天野家はどうなるんでしょうねー?っていうか、ご近所からの苦情とかヤバそうなんですけど・・・。今回も第二アジトの場所と見つけ方はうっすら記憶にあった。次回は善美ちゃんと奥さんのお話だそうで。2016/05/28
凍矢
6
天上天下唯我独尊のじーさまのとこで、働く、今回は、五月の話でした。かつての相棒が、五月を拉致ります。しかーし、なんと言うことでしょう。最後には、どたばたコメディーが、展開されるのです。いつもながら、ぶっ飛んでます!2014/04/29
扉のこちら側
6
2001年に初読。シリーズ4作めで、人が死なないギャグパート。かつての相棒に誘拐された五月を奪還すべく、危険なゲームに挑む。2010/01/22
橘なつき
4
再読。9章のタイトル「むちゃくちゃでござりまするがな」が全てを表してると思う。車乗り殺人鬼な兵悟さん格好いいなあ…!2011/02/11