内容説明
黄尾高校に事務所を置くS黄尾探偵団。そのメンバーとしてバイトをしている行衡は、たてつづけに起こる事件のせいで、留年の危機におちいっていた。今回も、黄尾高の理科室で、黒く焼けこげた死体を見つけたことで、またまた事件に関わることに。死体のそばには、「K-EXCUTION」というなぞの文字が書かれていた。それと同じ文字が残された死体が、別の場所で発見されて……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
18
再読。2015年366冊め。シリアスな連続猟奇殺人事件編。犯人のやったことはひどいが、そこまでの復讐を決意させる過去だった。2015/03/28
扉のこちら側
9
2001年に初読。シリーズ3作目にして初の連続殺人事件。学校で「処刑」されたような遺体が発見されて…という事件だが、黒幕がいてもやっぱり高校生がかかわる事件としては重かった。2010/01/22
蒼吉@読メ再開しました
6
Kは快楽のK。自分のKを殺す。死刑執行。なんだか、身に覚えがなくても、怖いと思うお話で、イエローテールのメンバーと同じく、後味が悪い。しかし、花音ちゃんの「夜は絶対朝になるよ、冬はぜったい春になるよ」というセリフに涙が浮かぶ。彼女に、朝は、春は来たんでしょうか。少しでも感じているからこその言葉なんでしょうね。そして、ユキヒラ君の単位はどうなるのでしょう?五月を怒らせてはダメと学習しましょうね(笑)2012/07/24
凍矢
5
相変わらずの分厚さ。読むのに結構、時間かかりますから。しかも、内容がいまいち把握出来なかったので、少々残念感。今回の裏主人公は、花音ちゃんでした。過去のことが多少分かります。2014/04/28
tomo
5
再読花音の夜は朝になるんだよ冬は必ず春になるんだよというセリフが好き2011/07/14
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