内容説明
慰安旅行と称して温泉に出かけた東京S黄尾探偵団一行。好みの仲居さんを見つけて浮かれる行衡に、いたずらを仕掛けるみさおと花音だが、それが行衡の不幸の始まりで……? 表題作「竹林温泉殺人事件」他、幽霊屋敷でアルバイトをすることになった行衡と五月の受難を描く「愛と哀しみのヘルハウス」、慈吾朗の別荘を訪れた探偵団に襲いかかる恐怖の物語「そして誰も痛くなった」の二編を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
21
再読。2015年372冊め。そうそう、「そして誰も痛くなった」んだっけ。この頃の藤馬さんのイラストが好き2015/03/31
扉のこちら側
8
2001年に初読。TSYTシリーズ初期の短編集。表題作は被害者がかわいそうだな。全体的にはギャグ話。2010/01/22
みとん
7
7巻、短編集。本編で「ブタ箱に入った」とか散々書かれてて、「何のこと?」って感じだったのは、この事です(笑)「愛と哀しみのヘルハウス」「竹林温泉殺人事件」「そして誰も痛くなった」の3編収録で、「そして誰も~」のみ書き下ろし。「~ヘルハウス」は1巻の後。「竹林温泉~」と「そして~」は万里ちゃん事件の後です。「そして~」のみちゃんと覚えてたけど、残りはさっぱり忘れてた(笑)みんなお腹壊してたけど、サナちゃんは大丈夫だったのかな?最後だったし、様子が変だったら早輝子先生が花音より先にサナちゃん診てるよな。2016/05/29
凍矢
5
今回は、3編からなる短編集でした。主人公が哀れで哀れで。。。有る意味、泣けてきました。お腹減らして、可哀想ですねー。女難の相が出ている主人公に、幸せ来ますように。と、祈っておきましょう。2014/05/01
ゆこ
3
再読の初登録。こちらは短編集。耳を真っ赤にする兵悟さんかわいい(今回の再読そればっかり、笑)五月の幽霊嫌いについてだとか、ジゴローと菅原さんの過去話が垣間見れたりだとか、ユキヒラの淡い恋の行方はまあ女難の相だもんねとか、いろいろな一冊!本編に「こんなことがありました」とだけ書かれていた内容がここでわかるというお話たちでした。2016/09/09