内容説明
「助けて……」。ある日、兵悟とユサあてにかかってきた謎の電話。その声は、昔自殺してしまった親友「ゆうま」に酷似していた。まさか、その彼からのメッセージでは、彼はまだ俺たちのことを許していないのでは、と不安に陥るふたり。一方S黄尾は、行方不明の男の子の捜索を引き受けるが、兵悟だけはなぜか足どり重く、なにかを引きずったまま……。愛と野心と後悔が激しくクロスする!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
10
再読。2015年448冊め。遺された者たちは、いかに死者の影と向き合い前に進んでいくのか。2015/04/15
みとん
5
24巻。兵悟さん2周目のターン。ユサさんが兵悟さんに結婚の報告をしていたとき、兵悟さんの家にかかってきた電話は、過去に亡くなったゆうまの声に似ていた。「助けて 兵悟 まさし」と二人の名前を呼んだ。イエローテールに依頼して調べ始めると、姿を消した男子高校生の存在が。そして、ゆうまの姉が兵悟さんに接触してきて・・・。やっぱり兵悟さんとユサさんの関係っていいなぁーって思う。ところで、電話は結局誰だったん?男子高校生だと名前を呼んだのが謎だし。幽霊?あ、"魔女っ子三希ちゃん"っていうあだ名が似合ってていい(笑)2016/06/25
扉のこちら側
4
発売当初に初読。かかってくるはずのない死者からの助けを求める電話。「ゆうま」の死の謎は結局わからず、捜索対象の男の子も残念だった。2010/02/03
tomo
3
引っ張り出してきた第2弾。兵悟さんの過去。そして、元カノ登場(笑)兵悟さんのヘタレぶりが観れる(笑)やってはいけないことをしてそのまま落ち込むなんて、笑かしてもらいました。2013/07/10
橘なつき
1
再読。普段と違う兵悟さんが見られて眼福。2011/02/20