内容説明
むりやりS黄尾探偵団のメンバーにさせられてしまった行衡は、体育の授業中に出会ったおしとやかな少女・万里に一目ぼれしてしまう。ところが万里は霊能力者で、行方不明になっていた女性の死体が埋められている場所を言い当ててしまったのだという。一躍マスコミに追われることとなった万里を、自分の家にかくまおうとする行衡。でも、万里の過去には、なにか秘密がありそうで……?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
20
再読。2015年365冊め。実家から持ってきて10年ぶりくらいに読んだ。やっぱりおもしろい。2015/03/28
扉のこちら側
8
2001年に初読。シリーズ2作め。後に準レギュラーになる万里登場。青色を恐れる万里の霊視通りに発見された遺体。初版が1999年3月なので、まだ高校生の間でも携帯普及率は低かった時代だな。2010/01/22
みとん
6
読メ登録前にすでに「読んでる本」に登録してましたが、ようやく再読して登録できましたー。まだこんなんが200以上ある・・・。あいかわらずぶっ飛んだ探偵団とシリアスな事件。なかなかこんな組み合わせは見ない気がしますが、シリアスなわりにサラッと読めていいと思う。今回はセクシーアイドル女優と美少女霊能者誘拐事件と5年前の事件を調査。万里の正体はまぁ、うっすーーーら記憶に。まぁ、読んだのは十年以上前ですから。サナちゃん以外年上でした。それが今は・・・。ともあれ、嫉妬する花音ちゃんかわいい!みさおは怖いけど。2016/05/28
蒼吉@読メ再開しました
6
いやぁ、このオチは面白い。そして、六月はだんだんと下僕となり下がり、五月はだんだんとおかしくなっていく…。万里君は、これからも登場する、はず。…というか、もうあんまり覚えていないんだけど。花音ちゃんが少しずつ、六月を好きになっていくんだけど、どうしてこうもええかっこしなのか…。コバルトにしては、笑いが絶えない作品。こんな作品、他にないかなぁ…。2012/07/23
ジュン
5
再読本。五月が言う「染色体がXXのヒト」は名言。所長の言動が、前読んだ時は結構理不尽だと思ったけど、今回は少し「あ、あるかも」と思ってしまった。少し哀しい。2012/05/27