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内容説明
屋島の戦いに勝利し、平家を海上へと一掃した義経(よしつね)。その勝利は西国のみならず、国中へと響き渡った。次なる海での戦いに備え、義経は熊野水軍を率いる湛増に教えを請う。そして今、最後の海、壇ノ浦で源氏と平氏が激突する!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
13
「平家が滅んで戦がなくなるなど思いもつかぬ 人が生きて世にある限り戦は絶えぬ 私はその世の姿しか思い描けぬ…」最後の海、壇ノ浦開戦を前に、義経はその心情を吐露する。一方、義経を信じたい頼朝の前に、亡霊・清盛が現れる。義経を射てと頼朝を惑わす。ここにも源平合戦が繰り広げられる。しかし、そんな亡霊・清盛は、もう一人の自分、頼朝に他ならない。2016/11/19
またおやぢ
9
屋島の平家を打ち破った九郎義経。その名声は高まり止まることを知らず、本人の預かり知らぬ所で人々の心を惑わせ、あるいは善からぬ想いの旗と見做される始末。熊野・伊予水軍を旗下に加え、現実を直視した義経軍は、いよいよ壇ノ浦に到着。決戦の火蓋が切られたシリーズ第16巻。こんな所でも活躍していたの与一よ!な一冊。2016/09/24
ぽっぽママ
7
絵で見るとずっと船に乗ったまま過ごした平家の女子供はどんな気持ちだったか、橘の実が欲しかった雑兵の気持ちも切ないです。それまでのタブーを平気で犯す義経の戦い方は効果的ではあるもののイヤなものだったでしょうね。2016/10/02
ウチケン
6
『戦さ』などと言えば歴史浪漫に聞こえはいいが、戦争をしている事に変わりない。義経の作戦は非人道的行為として捉えられるだろうし、女子供も戦争に巻き込んだ平家の責任問題も近代戦争なら問われるだろう。昭和の沖縄や明治の会津よりも昔に、非戦闘員を戦場に巻き込んだ悲劇は此処が最初(かも知れない)。那須与一を狙撃手(スナイパー)として起用したのは作戦面で正解。少数が多数をパニックに陥れる恐怖は計り知れない。表紙の義経は、有名な八艘跳びの場面を彷彿させるが、其れは次巻のお楽しみ。きっと徳子のもとへ跳んで行くんだろう。2016/10/10
Hiroki Nishizumi
4
禁じ手を犯す義経2019/10/15
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